みずまき (講談社の創作絵本Best Selection)

  • 講談社 (2003年6月27日発売)
3.65
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本棚登録 : 90
感想 : 14
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061322745

作品紹介・あらすじ

水がほとばしる。
すべての「いのち」が輝きだす。

ほとばしる水、うごきだす生きものたち。
生命力あふれる、この「庭」に誰もが思わず、ひきこまれる……。

名作絵本を新装版で!
講談社の創作絵本ベストセレクション

感想・レビュー・書評

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  • すごい絵だ。
    そして少々グロテスク。
    見立てをして遊んでいる子どもの姿で、夏の風景なのも確かなんだけど、なんだかグロテスク。
    それがまた生命を感じさせる。

  • 装幀/羽島一希

  • みずまきのようすが迫力満点に書かれている。

  • 夏らしい感じの迫力のある絵.生き生きしてます.

  • なんとも力強い絵ではありませんか。正直なところ、好きな絵ではないのですが、惹きつけられてしまいます。
    太陽の熱が溶岩流のように流れ落ちています。むっとする草いきれ。からからに乾いた地面は足の裏を焼きそうです。
    と、そこに女の子がホースで水を撒きはじめました。熱波を水流でねじ伏せようとでもいうような、まさにぶちまけるといった勢いで。
    「にわにみなさん、おきてください。あめだぞ、あめだぞ。」
    水の冷たさが嬉しくてたまらない様子です。
    水を浴びて、庭の生き物たちが息を吹き返します。

  • 絵が下手すぎる

  • 庭でのみずまき、小さな生き物たちに焦点が当たって、次のページに行くと実は庭のこんな一部でした、という繰り返しが続く絵本。バンガローでなめくじがあまやどり、と思ったら、しいたけのかさの下でした、という風に。
    この絵本、去年の夏の読み聞かせで使って、最初はきょとんとしていた子達が、段々実は…のおかしさに気付いたようで、ページをめくる度に、あっ、て顔をしてくれるのが嬉しかった。今年も使いたいな。去年はただ読むだけだったけど、今年はもう少し語りかけながら読んでみたい。

  • 独特。

  • 夏、庭に水まきをする女の子。ただそれだけなのに、迫力があって圧倒される。かなり濃い絵で、言葉のリズムも独特。4分ほど。

  • 夏の日のみずまきの様子をダイナミックなタッチで描いたすがすがしい空気が伝わってくるような絵本。

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著者プロフィール

1937年、東京・小金井生まれ。武蔵野美術大学油絵科中退。個展を中心に作品を発表。1970年より数回のアフリカ生活を経て、絵本も描きはじめる。『アバディのパン』(ほるぷ出版)、『みずまき』(講談社)、『やまのかぜ』(架空社)など生涯で17冊の絵本を描いた。1995年逝去。

「2022年 『ぼんさいじいさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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