- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061322820
作品紹介・あらすじ
雨がふったらポンポロロン。
佐野洋子の名作が、いよいよ大型絵本に。
ほのぼのとした中にも、深い意味が込められたこの作品は、大人にも子どもにも人気。
青の美しさが大型化でさらにUP!
感想・レビュー・書評
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おじさんのお気に入りの大事な大事な傘。
あまりに大切にし過ぎて汚れるのが嫌で、
どんなに雨が降ってても傘をささない始末…。
しかしある雨の日、
子供たちが歌いながら傘をさしているのを見て
おじさんは思いきって初めて傘を開いてみたのでした…。
いやぁ〜なんともほっこりとした
愛らしいお話です。
傘に限らず
大切にし過ぎて
本来の役割や本質的なことを忘れてしまってることって
多々ありますよね。
本末転倒って感じで…。
子供向けに書かれてるけど
根底にあるのはなかなか深いテーマだと思いました。
『あめがふったらポンポロロン
あめがふったらピッチャンチャン』
子供たちの歌と雨のリズムが
おじさんに新しい世界の扉を開いてくれる。
何度も濡れた傘を確認しては感慨に耽る
おじさんがなんとも可愛いです(笑)
『ぐっしょりぬれたかさもいいもんだなぁ。だいいち かさらしいじゃないか』
憂鬱な雨の日も
ちょっとした心の持ちようで
楽しくなるって
教えてくれた絵本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■き261
#おじさんのかさ
#2階本棚・上段
#読んであげるなら4才から
#自分で読むなら小学低学年から
■出版社からの内容紹介
黒くてピカピカの傘が自慢のおじさんは、雨の日でも決して傘をさすことがありません。「雨がふったら、ポンポロロン」 その声に合わせて、思わず傘を開いたおじさんは…。92年刊の大型絵本版。
#36ページ
#寄付本 -
2021/09/07
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H29.6.9 20分放課
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2016/11/17 お昼のおはなし会 大型本で。
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2014/9/9 1-4
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請求記号:Eサノヨ
資料番号:020091732 -
大切な傘を濡らしたくないおじさん。
でも大切にするのと、使わずにおくことは違っていて、使ってこそ物の価値も活きてくるんだなぁ〜って思います。
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僕は幼稚園のとき
この本でタバコをのむという
表現を知りました。
名作。