- 本 ・本 (52ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061323209
作品紹介・あらすじ
朝日小学生新聞の大人気連載、抱腹絶倒の新旧かるた対決!
「へを ひって しり つぼめる」VS「へ をすって きを うしなう」
「いぬも あるけば ぼうに あたる」VS「いぬも あつけりゃ ぼうっと する」
いろはかるた知っとるか? 江戸時代の中ごろ上方で生まれ、少しおくれて江戸でもできた「いろはかるた」。「い」からはじまる四十八文字の札にことわざや生活の知恵がこめられておったじゃろ。この本では、江戸時代のいろはかるたを正しく勉強、奉行が考えた新しいいろはかるたを楽しく発表しとるんじゃ。ためになるぞう。読んだほうがいいぞう。みんなも奉行のように、自分だけの「いろはかるた」を考えてみてはどうじゃ。
”かるた奉行”の解説による新旧かるた紹介を、ユーモアあふれる絵で表現。48の新旧かるたを1ページごとに詰め込んだ、全49ページのボリューム。笑いが止まらない絵本。
感想・レビュー・書評
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長谷川さんの絵本は大好きです
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かるたの文言よりも?長谷川さんの絵を楽しみました。『い』のサウナに貼られている心得が傑作。その通りにしたら倒れてしまいそう。『む』のページ、虫が苦手な私には直視できません…。
『も』の動物の表情がいい感じ。
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「正月」に。 -
いろはがるたを解説しつつ、同じような語呂で新たないろはを紹介
長谷川義史らしい ウィットに富んだいろはだ。
*「を」をいては こにしたがう 新:をててが とにはさまる
*たびはみちづれ よはなさけ 新:たびでくつずれ うわっ またけ
*れうやく くちににがし 新:れいてん くちにいれる
*なきっつらに はち 新:なんきょくに ぱっち
などなど
その解説が力技で 笑える。
自分の知らないことわざにも会えるし、おふざけにも笑えると 2度おいしい。
本読みにはちょっと向かないかもしれませんが、
冬に親子でじっくり読むひとときのお供に いかがかしらん。 -
いろはのかるた奉行のかるたが面白い。るりもはりもてらせばひかるが、るりこもはるおもてらすでおどるだって!(S10)
もともとのいろはカルタの言葉がけっこう難しい。うちのいろはカルタと一緒かな?違うような。
でも覚えたいことわざばかりなので、繰り返し読んで覚えられると良いな。
かるた奉行のインパクトで少しでも頭に残るだろうか。
強引なのも多いんだなあ。 -
2013/07/10 3-4
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いろはのかるた奉行が、江戸のいろはかるたと新しいいろはかるたを作ります。たとえば、「れ」では「れいやくはくちににがし」(江戸)、「れいてんくちにいれる」(新)があります。見返しのいろはかるたクイズも面白いです。家族で楽しめます。
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2011年度:6赤
「きいてごくらく みてじごく」と、それをもじった「きのうのてれび みてちこく」を紹介しました。 -
笑える!
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寝る前に読むと爆笑しすぎますが、しあわせに眠れます。
著者プロフィール
長谷川義史の作品





