新装版 わたし クリスマスツリー (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 67
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323377

作品紹介・あらすじ

クリスマスツリーになりたかった もみの木の ものがたり
待望の新装版登場!

幸せと生きがいを求めて、もみの木は走った。
「私はクリスマスツリーになるの」
一途に思い続けるもみの木。その夢が破れたとき彼女を温かく迎えたのは……。

感想・レビュー・書評

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  • ◆クリスマスイベントの題材探しに。同じ著者の『おれはねこだぜ』に続けて読む。
    ◆貨物列車に乗せられてクリスマスツリーになることを夢見る1本のもみの木。だから森の仲間なんか相手にしない。しかし待ちに待った貨物列車は彼女を置いていってしまう。そこでもみの木のとった行動に仰天。 
    ◆佐野洋子の絵本の主人公はわがままなのに、なぜか魅力的。一心で無垢だからかな。もみの木のあまりの自我にいったん引きかけるも、いつの間にか彼女を応援する気持ちに。
    ◆なかなか好きな絵本。きわめて佐野洋子的で変わりがきかないクリスマス絵本☆ クリスマス精神は皆無だけれど。
    【2013/09/28】

  • ひとり上京した十代の頃を思い出すクリスマス絵本なんだ。私は元々東京で生まれて、戻っていくイメージだったんだけど。華やかな都会に憧れて、田舎を飛び出そうとする若い娘のようなもみの木が、夢叶わず元いた場所へ帰るお話だ。もみの根の足の擬人化に感情移入しちゃう。
    あたたかく迎えてくれる場所があるっていいよなぁ。夢だって、根をしっかりおろして立つことから始まるんだね…。

  • 絵本語りで、東北の保育園で使いましたが、

    かなり大人向けの絵本です。


    『・・・わたしだ、これ・・・』そんな想いで買ってしまいました。
    でも、今分からなくてもいいから、記憶の片隅に残ってくれたら、と思って選びました。

    深いです。

  • 絵本

  • 2018年12月17日

    装丁/丹羽朋子

  • アンデルセンの「もみの木」とそっくりだなと読み始めたけど、やっぱり佐野洋子さんらしい人間くささがありました。

    自分の足で夢を追いかけ、自分の足で戻ってくるもみの木の図太さみたいなの、好きです。

  • 周りの木も若い頃にモミの木と同じような思いを抱いた事があるんだろうな、なんて想像をした。理想とは違うかもしれないけど、身近にも幸せはあるかもよって話だろうか。

  • 「わたしクリスマスツリーになるの」そう言って森から逃げ出したもみの木。走って、走って、走って、でも、貨物列車には間に合わず…「100万回生きたねこ」といい、佐野洋子さんはこういうテーマがお好きなのかな…?と思わせる一冊。(はま)

  • 1年生から4年生におすすめ★

    自分が本当に輝ける場所はどこにあるか…。
    そんな深いテーマが隠されているクリスマスのお話です。
    1年生に読みましたが、読み終わったあとで、男の子が担任の先生に小さな声で「素敵なお話だったね…」と話していたのが忘れられません。

  • 私が読んだのは、1990年11月15日発売の第一刷。

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著者プロフィール

さの・ようこ――1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げました。1958年、武蔵野美術大学に入学。1967年、ベルリン造形大学でリトグラフを学びます。著書の絵本では、ロングセラーとなった『100万回生きたねこ』(講談社)や第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがあります。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、そのほかに『ふつうがえらい』(新潮文庫)をはじめとするエッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞しました。2003年、紫綬褒章受章。2010年、永眠。享年72。

「2018年 『ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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