新装版 わたし クリスマスツリー (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 142
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323377

作品紹介・あらすじ

クリスマスツリーになりたかった もみの木の ものがたり
待望の新装版登場!

幸せと生きがいを求めて、もみの木は走った。
「私はクリスマスツリーになるの」
一途に思い続けるもみの木。その夢が破れたとき彼女を温かく迎えたのは……。

感想・レビュー・書評

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  • ◆クリスマスイベントの題材探しに。同じ著者の『おれはねこだぜ』に続けて読む。
    ◆貨物列車に乗せられてクリスマスツリーになることを夢見る1本のもみの木。だから森の仲間なんか相手にしない。しかし待ちに待った貨物列車は彼女を置いていってしまう。そこでもみの木のとった行動に仰天。 
    ◆佐野洋子の絵本の主人公はわがままなのに、なぜか魅力的。一心で無垢だからかな。もみの木のあまりの自我にいったん引きかけるも、いつの間にか彼女を応援する気持ちに。
    ◆なかなか好きな絵本。きわめて佐野洋子的で変わりがきかないクリスマス絵本☆ クリスマス精神は皆無だけれど。
    【2013/09/28】

  • ひとり上京した十代の頃を思い出すクリスマス絵本なんだ。私は元々東京で生まれて、戻っていくイメージだったんだけど。華やかな都会に憧れて、田舎を飛び出そうとする若い娘のようなもみの木が、夢叶わず元いた場所へ帰るお話だ。もみの根の足の擬人化に感情移入しちゃう。
    あたたかく迎えてくれる場所があるっていいよなぁ。夢だって、根をしっかりおろして立つことから始まるんだね…。

  • 絵本語りで、東北の保育園で使いましたが、

    かなり大人向けの絵本です。


    『・・・わたしだ、これ・・・』そんな想いで買ってしまいました。
    でも、今分からなくてもいいから、記憶の片隅に残ってくれたら、と思って選びました。

    深いです。

  • 年中

    親的には最後素敵な終わり方なんじゃなかろうか、と思ったのが普段感想の言わない息子は「もみの木可哀想」と。
    「おいていかないでー」「クリスマスツリーになるの」と。

  • どうしてもクリスマスツリーになりたいもみの木のお話。絵も可愛くて、心に残るストーリーでした。

  • 絵本

  • 2018年12月17日

    装丁/丹羽朋子

  • アンデルセンの「もみの木」とそっくりだなと読み始めたけど、やっぱり佐野洋子さんらしい人間くささがありました。

    自分の足で夢を追いかけ、自分の足で戻ってくるもみの木の図太さみたいなの、好きです。

  • 「わたしクリスマスツリーになるの」そう言って森から逃げ出したもみの木。走って、走って、走って、でも、貨物列車には間に合わず…「100万回生きたねこ」といい、佐野洋子さんはこういうテーマがお好きなのかな…?と思わせる一冊。(はま)

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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