くうたん (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2007年6月30日発売)
3.97
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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061323568

作品紹介・あらすじ

「家族って、いいな!」
不思議な生きもの「くうたん」と、ある一家との出会いを通して、家族のあたたかさを描いた傑作絵本!

こうたくんは、お庭で何かの卵を見つけました。
幼稚園から帰ってくると、かわいい赤ちゃんが生まれていて、「くぅくぅ」と鳴いています。
こうたくんはその不思議な生きものに「くうたん」と名まえをつけて、家族といっしょに大切に育てます。
でも困ったことに、くうたんはどんどん大きくなっていき……。

感想・レビュー・書評

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  • 家族で育てたふわふわくうたんは
    あっという間に大きくなって家に入らなくなった。
    窓を開けたら、飛んで行ってしまった。
    がっかりの家族は、くうたんの抜け殻で
    くうたん人形を作ったり…(やぎさんのおはなしはこのあたりが
    ふしぎな雰囲気)

    すると、くうたんが家族を連れて帰ってきた。
    という、くうたんが結局何者なのかも分からない
    ふしぎなおはなし。

    やぎさんのえほんは基本的に、家族のことを
    描いてる絵本が多い気がします。

  • これはすごい・・
    なんかドキドキしました

    くうたんって名前をつけたへんな青いのが
    どんどん大きくなって
    ある夜コチコチになって
    ふわふわの雲みたいになって
    ある日奥さんやこどもを連れてもどってきた
    って話

    こわいよーーー
    くうたんってなんだよ

    ぬけがらで人形ってなんだよ
    ちょうこわいよ

  • もう一度読みたかったのに、タイトルがうろ覚えで何年も探していた本。ある日突然、作者名を思い出して再会できました。
    10年ぶりくらいに図書館で借りたら、かなりボロボロになっており、愛され具合が伝わってきました。
    くうたんが絶妙に怪しくてかわいい。
    驚異的なスピードで成長するくうたん。
    そして、くうたんと暮らす一家の、慌てているのか落ち着いているのかわからないユニークな反応から、目が離せません。
    絵もストーリーも大好き。
    何度も読み返したい絵本です。

  • ある日、こうたくんが庭でたまごをみつけました
    引き出しに入れておいたら、見たこともない生き物が生まれました
    あまりにもかわいい声で鳴くのでくぅたんと名付け家で買うことに
    でも、くぅたんは毎日大きくなります
    どんどん大きくなります
    もう部屋いっぱいです
    これ以上は無理だと話をしていると、くぅたんがサナギのようにカチコチになってしまいます
    さてくぅたんどうなるのか

    読み聞かせ時間は5分ちょっとです

  • 2020.10
    娘3歳0ヶ月 まだ早かったかな?読み聞かせ一回だけ。一年後にまたかりたい。

  • 2019年度 青空

  • ずっと読みたかったくうたん
    よく分からない生き物だけど可愛い
    雲だったのかな?と思ったけど、違うっぽい
    抜け殻でぬいぐるみ作るところいいな
    縁側もいい

  • 2018/8/17 20:43

  •  見つけた卵からかえった生き物をこうたくんは「くうたん」と名付けてかわいがる。かわいいくうたんだが、どんどん大きくなっていき、もてあました両親はくうたんをどこかに引き取ってもらおうとするが・・・・
     いやこれ、絵がかわいいからラストについよかったねと言いたくなるけれど、この成長の早さは怖い。見た目にだまされちゃだめよ、と言いたくなってしまう。

  • 2014年8月8日

    装丁/羽島一希

  • くうたん うちにもやってこないかなー

  • ほげちゃん のやぎたみこさんのデビュー作
    くうたんの色とほげちゃんの色がかさなります。
    お化けが家に来ても、案外スンナリ受け入れる家族、
    そういえば、子どもの頃「おばけのQ太郎」とっても好きでした。
    そんな、懐かしいことを思い出さしてくれる本です。

  • 素晴らしい!!!
    どのページも好みです♡可愛い。かわいすぎる。
    お父さんの存在感がいい。
    お母さんもいい。
    これほど自分の好みにあった絵本に出会えて嬉しいです。

  • 男の子が不思議な卵を見つけた。
    引き出しに入れておいた卵は次の日には孵っていて、くうと鳴く細長い不思議な生き物が生まれていた。
    男の子の家族もくうたんを受け入れて一緒に生活するけれどくうたんは毎日大きくなっていってとうとう部屋いっぱいになってしまう。
    お父さんが警察か消防を呼ぼうと言った夜にくうたんは巨大なサナギになってしまった。
    お父さんは恐ろしい怪物になっていたらと心配するが出てきたのは白い羽の生えたくうたんだった。
    ところがお母さんが窓を開けたときにくうたんが窓から出ていってしまった。
    お母さんがくうたんの脱け殻でぬいぐるみをたくさん作ってくれたけれどくうたんのように柔らかくはなかった。
    1週間後空を見上げているとくうたんが家族を連れてやってきた。
    くうたんはお嫁さんを迎えてお父さんになっていて子どもも生まれていた。


    人間の絵はそんなにかわいくないけれどくうたんはかわいい。
    脱け殻のぬいぐるみもかわいい。
    不思議な生き物だけれど、その謎には突っ込まない話は好き。

  • こうたくんは、ある朝お庭で何かの卵を見つけました。
    幼稚園から帰ってくると、かわいい赤ちゃんが生まれていて、「くぅくぅ」と鳴いています。
    こうたくんはその不思議な生きものに「くうたん」と名まえをつけて、家族といっしょに大切に育てます。
    くうたんの成長が早くどんどんどんどん大きくなり、家に入りきらなくなってしまいました。
    お父さんとお母さんは、くうたんを手放すことを相談していると・・・
    くうたんは、かちんこちんのさなぎになってしまい、さなぎからかえった時に、とんでもないかいぶつになっていたらとハラハラしますが、かわいいままのくうたんでした。
    でも、羽の生えたくうたんはどこかへ飛んでいってしまいます。
    くうたんの抜け殻で、くうたん人形を作るおかあさんがとても素敵でした。
    あやちゃんには、くうたんのぬいぐるみを作ってと言われました。
    確かに可愛いんですよね。

  • こうたくんがお庭で見つけたたまごから水色のかわいい生き物が生まれました。「くぅたん」と名づけた生き物はどんどん大きくなって!

  • やばいですよ、とにかく。。。
    かわいすぎます。くうたん。
    一度読んだら忘れられない。自分の家に来てもらいたくなります。くうたん。

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著者プロフィール

兵庫県姫路市生まれ。武蔵野美術短期大学卒。第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞後、『くうたん』でデビュー。シュールでとぼけた味わいの、独特の作風で注目を集めている。自作の絵本は「ほげちゃん」シリーズ『くらげのりょかん』『どんめくり』『やさいばたけカーレース』『きんたろうようちえん』『かえるのほんや』などがある。千葉県松戸市在住。

「2023年 『ほげちゃんとおばけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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