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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061323612
作品紹介・あらすじ
0(ゼロ)を発見した国、インドの数の絵本
10人のきこりが もりにいって木をきって、いいます。
「まだある、まだある。」
のこりはいくつなのかな?
インドの画家、A.ラマチャンドランさんは、「まだある、まだある」とみんなが思っているうちに、美しい自然や伝統がどんどんなくなっていくのを心配して、このような美しい絵本を描きました。たくさんあるように見える自然も、21世紀には、あっという間に消えていき、森のおくから「トラ」が現れるかもしれません。そうならないようにすること。それは、これからの時代を生きる、どの国の、どの世代にも共通するテーマだと思います。――訳者/田島伸二
感想・レビュー・書評
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ゼロを発見した国・インドのお話。
10人の木こりたちの絵が最初に現れて、そこだけでも面白い。
良く似ているようでそれぞれ微妙に違い、もしや間違い探しかと思うほど。
ひとりが一本ずつ木を切っていくと、最後に残ったものは・・
読みようによっては参加型の絵本ともなり、時間調節に役立ちそう。
木々の間に隠れては見えるライオンの姿に、子どもたちが気づいてくれると楽しいのだが、指さして教えてしまうのもどうかと、迷うところ。もしや年長の子は気が付くかな。
季節に関係なく読めるので、お話会のサブとしてとても良い。メインにはならない。
約6分。幼児から中学年くらいまで。
4年生くらいなら世界地図でインドを指しても良いかもしれない。
追記:今月のお話会で3度、サブとして登場した本だった。
ほんのりと微笑んでくれる本を紹介したいという思惑とは裏腹に、大ウケ。
10人のきこりが登場する場面で、すでに大騒ぎとなり、「残りは?」と聞くたびに「○にーん!」と大合唱。うーむ、分からないものだなぁ。
ウケる本を紹介したいなどと考えたこともなく、もちろんこれからも絶対それはしないと思う。
しかし結果は・・だった。ちなみに小1から小3までの学童保育での30分間。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字の概念が学べる絵本。
印象に残るラスト。 -
3分くらい。
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10人のきこりが10本の木を順番に切っていきます
1本ずつ切っていくと、木に隠れていた動物が見えてきました
木を全部切ったときどうなってしまうのでしょう
読み聞かせ時間は2分半くらいです
訳者のあとがきまでいれると、4分ちょっとです -
インド伝統の描画を学ぶ作者のトラがかわいい。
きっちり腹におさまっているし。 -
4分
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小学校1、2年生の読み聞かせに最適!
引き算の勉強にもなるし、
木を切りすぎると虎が出てきて木こりが全員食べられてしまうという話の内容から、環境に対する意識も育てることができると思います。 -
読み聞かせてもらったけど、ピリ辛ブラックユーモアで楽しかった。木を切ることとか数の概念とかいろんな読み方ができそう。
A.ラマチャンドランの作品





