狂言えほん しどうほうがく (講談社の創作絵本)

制作 : 青山 友美 
  • 講談社
3.72
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本棚登録 : 52
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323636

感想・レビュー・書評

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  • 狂言を子どもにもわかりやすいことばづかいで、絵本仕立てにしたシリーズの1冊です。このシリーズは、ポプラ社ページによると、5冊出ているようですね。

    いばりんぼうのとのさまが、お茶の会にいくことになります。見栄っ張りのとのさまは、きっとみんなは馬に乗って刀を差してくるのに、自分が馬も刀も持っていないのはみっともない、と家来の太郎冠者(たろうかじゃ)を呼び出して、おじさんに借りてくるよう言いつけます。不承不承出かけた太郎冠者。おじさんが貸してくれたのは、ちょっと癖のある馬でした。後ろで咳をすると暴れだすというのです。馬を鎮めるには、「しずまりたまえ、しどうほうがく」と唱えること、とおじさんに教えてもらった太郎冠者。
    さて、とのさまと太郎冠者は無事にお茶の会に行けるのでしょうか・・・?

    からりと明るく、あっはっはと大声で笑えそうな狂言らしいお話です。
    「癖のある馬」が出てきた時点で予想がつくように、案の定、騒動になるのですが、最後にはいばりんぼうのとのさまが心を入れ替えることになります。
    この絵本では、馬の「だってぼく、咳が聞こえたら暴れる馬だからー」的な表情が楽しく、子どもには受けそうです。
    おまじないの「しずまりたまえ、しどうほうがく」の繰り返しが安定した楽しさを生みます。この「しどうほうがく」は「止動方角」と書き、元々の狂言では「寂蓮童子六万菩薩(じゃくれんどうじろくまんぼさつ)、しずまりたまえ止動方角」と言うそうです。いかつくて長い分、余計笑ってしまいそう。

    先日、テレビで二人袴をやっていて、楽しく鑑賞しました。
    狂言はお能とセットで上演されることが多いですが、いずれ、能と併せて舞台で鑑賞したいものです。

  • 2015年7月24日

    <止動方角>
      
    装丁/タカハシデザイン室

  • 狂言の絵本。

  • 絵本を開くと、舞台の幕のように見える素敵なつくり。この話は子ども達も楽しめそうだから、久しぶりに能楽堂に行きたいなあ。

  • 咳の音にびっくりしてあばれだす馬に、横柄な主人が乗っていると、家来がわざと咳をして、馬から主人を落とします。

  • 狂言えほん
    いばりんぼの殿様が、お茶会にゆくために、叔父に馬と刀を借りた。使いに走った太郎冠者は、叔父から「この馬は後ろで咳をすると暴れるから気をつけて。馬をしずめるには、静まりたまえ、しどうほうがく、と言ってやればよい」と聞く。
    お茶会への道々、殿様の偉そうな態度に、太郎冠者はわざと咳をして、殿様を馬から落とします。

    だんだん泣き顔になる殿様の顔が面白い!

    何度も落馬して懲りた殿様は、もう威張らなくなったってさ。

  • 狂言絵本

    狂言は「ぶす」しか知らないかなー
    教科書ってだいじ

    後ろで咳をすると暴れる馬
    「しずまりたまえ しどうほうがく」と唱えると
    静かになる

    主人の横暴に起こる太郎冠者が
    してやったりする話

    しどうほうがくは
    止動方角

  • 2017年度  6年生  4ふん
    しどうほうがく(止動方角)、とは咳をすると暴れ出す馬をしずめる呪文です。
    家来が威張りんぼうの殿様にこの呪文をつかって仕返しをします。
    さいごには殿様が威張るのをやめるというお話に笑いが出たり最後まで子供たちも聞き入ってくれました
    2014年度  5年生 6年生
    2010年度  3年生  1月 5分
    狂言絵本 日本の古典芸能のひとつである狂言のおもしろさを
    絵本を通して楽しむことができる。
    しどうほうがくは、「止動方角」と書く。
    狂言が見てみたくなる絵本です。

  • H20年6月 6-1

  • いじわるな殿様。
    その殿様が馬でお出かけ。
    家来は馬を借りていきます。その馬貸しに面白いことを教えてもらい、主人に意地悪の仕返し!

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著者プロフィール

東京都在住の絵本・童話作家、翻訳家。『どうぶつゆうびん』(あべ弘士絵、講談社)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『ふってきました』(石井聖岳絵、いずれも講談社)で2007年日本絵本賞、2008年講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本、幼年童話、エッセイと幅広いジャンルで活躍。翻訳を手がけた作品に『あかちゃん社長がやってきた!』(講談社)などがある。

「2018年 『10ぽんのぷりぷりソーセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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