マルーシカと12の月 (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.92
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本棚登録 : 49
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323698

感想・レビュー・書評

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  • スラブ民話「森は生きている」を下敷きにしたお話だそう。創作が入っているので、話の筋がしっかりしていて読みやすかった。継母・12月の精霊・王様からの褒美など昔話要素満載でした。結末も凄く良かった。出来過ぎなところがマイナス要素になるかも。
    絵もとても素敵で私の好み。このお二人で他の絵本も出ているようなので、コンビのもの、個々の活動のもの、追ってみたい。

  • 良くありそうな物語でした。しかし結末は私の予想とは異なり自分の心が荒んでいる事がわかりました。
    たまたま久石譲の音楽を聴きながら読み聞かせしていたのですが絵の雰囲気と妙にハマりました。

  • ★★★☆☆
    ロシア。
    わがままでイジワルな継母&姉コンビと働き者でやさしい妹のお話。
    12の月の精霊たちとのエピソードをもっとがっつりと読みたいけど、それは絵本ではなく物語のほうがよいかな?
    やさしい絵です。
    (まっきー)

  • これは真の希望の物語。こういうのを残せる人って好きだな。なぜって、すぐれた生き様は物語でしか残せないじゃないですか。何から何まで、この本に関しては好きだな。

    かんのさん、私より一つ年上。関係ないけど、親近感あるなぁ。

  • どっかで見たことあるような話

    名前や服装や顔がロシアっぽい
    けど日本の作家さん

    お姫様が病気になって3月にならないと咲かない花をかごいっぱい持ってきたらかごいっぱい金貨をあげるというお触れをきいたままはは・まま姉コンビに家を追い出されたマルーシカ
    焚き火にあたってた12人の兄弟が月の精で、ちょっとだけ12月を3月にしてくれて、
    欲に目がくらんだふたりは遭難して、もらった金貨は貧しいひとに配ってめでたしめでたし

  • 2010/5/7

  • 気立てのいい主人公、意地悪な継母と姉にお城からの伝令。
    シンデレラのような話かと思えば、ラストは少し違います。
    でもとっても素敵なお話でした。

    • かんのゆうこさん
      あのラストは、もしかしたら賛否両論があるかもしれない…と悩みながらも、あのようなラストにしないのであれば、すでに同じ民話を元に創作された絵本...
      あのラストは、もしかしたら賛否両論があるかもしれない…と悩みながらも、あのようなラストにしないのであれば、すでに同じ民話を元に創作された絵本がたくさん存在する中、あえて今、この時代に、この絵本を出す意味がないと思い決断したラストでした。うれしいレビューをありがとうございました。
      2010/05/12
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著者プロフィール

東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業。児童書に、 「ソラタとヒナタ」シリーズ(絵・くまあやこ)、「はりねずみのルーチカ」シリーズ「りりかさんのぬいぐるみ診療所」シリーズ(ともに絵・北見葉胡)(いずれも講談社)、 『とびらの向こうに』(絵・みやこしあきこ/岩崎書店)など。 絵本に、『はるねこ』(絵・松成真理子)、『はこちゃん』(絵・江頭路子)、プラネタリウム番組にもなった『星うさぎと月のふね』(絵・田中鮎子)(以上、講談社)などがある。

「2023年 『はりねずみのルーチカ 精霊たちのすむところ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かんのゆうこの作品

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