ふしぎなでまえ (講談社の創作絵本)

かがくいひろし

• 講談社 (2008年1月16日発売)

作品紹介・あらすじ

こんなでまえがきたらどうする！？
ものぐさ者のじゃがさんとさつまさんのところに、ふしぎなでまえがやってきた！

第２７回講談社絵本新人賞を受賞してデビューしたかがくいひろしの、ふしぎでおかしいお話。
子どもたちみんなが笑顔になる、かがくいひろしの絵本。

感想・レビュー・書評

[海と青硝子さんの感想 · 2023年11月22日]

出前を頼んだら、器がやって来て、料理を要求！圧がすごい！　ダメ出しされて熱くなった二人(?)に、絶品料理が降臨！　迫力満点、美味しそう！　不思議な器が住んでいる飲食店につながりませんように、と祈ります。

[cinejazz0906さんの感想 · 2024年1月8日]

〝ものぐさで有名な<じゃがさん>と<さつまさん>夫婦の会話。｢腹へったな—｡ねえ､なんか作ってくれよ—｣｢嫌よ｡そっちこそ､つくってよ｣｢やだよおー｡そうだ！出前をとろう｣...来々軒にｶﾚ-ﾗｲｽとﾗｰﾒﾝを､銀寿司にお寿司を､天吉には天丼の出前を頼んだ二人が､寝そべって待っていたところに｢お邪魔しま―す｡来々軒です！今日は御馳走してくださるそうで！｣出前を頼んだのに､からのお皿とどんぶりが来てしまった！･･･〟ものぐさ者を揶揄した<かがくい ひろし>ｻﾝの不思議な出前のお話し絵本です｡

[Motahiroさんの感想 · 2024年4月25日]

ものぐさなじゃがさんとさつまさんが出前を頼んだら、とんでもないことに。キャラクターがイキイキしてる!展開も大好き。かがくいひろしさんの絵本。

[HYGGEさんの感想 · 2023年10月15日]

2023年10月15日おもしろかった！

[ひろさんの感想 · 2021年10月12日]

６歳４ヶ月の娘
３歳４ヶ月の息子に読み聞かせ

こんな出前はごめんだー！笑

[alouette18さんの感想 · 2021年9月27日]

かがくいひろしさんの絵本、味があります。

いもすけだんちのじゃがさんとさつまさんが、お互い食事作りを押し付け合い、出前をとることになったけれど、やってきたのはおさらとどんぶりで、注文した品を自分たちが作らされることに。

かわいそうな気もするけど、ほめられてうれしそうな顔がいい。

出前を注文するときの「ピポパポピ」という擬音語が、死語ならぬ死音になる日も遠くないかも、なんてちょっと寂しくもなりました。

[ニャーテンさんの感想 · 2019年11月30日]

出前を頼んだはずなのに気づけば頼んだ料理を作る羽目に!?
ものぐさ者だけど不思議がりながら素直に作ったラーメンとカレーをダメ出しされ、熱くなるじゃがさんとさつまさんの一生懸命さがいい。確かに空腹じゃあ、やる気も出ないしおいしいものも作れない。光の中に材料が降りてくる神秘的なシーンもよかったしオチもクスリと笑える。
4歳1ヶ月の息子は珍しく表紙を怖がって最初は嫌がっていたが、読み聞かせ始めるとすぐにおもしろいお話とわかって安心した様子でかがくいさんの絵に見入っていた。

最初の「はら へったなあー。ねえ、なんか つくって くれよー」「いやよ。そっちこそ つくってよ」のじゃがさんとさつまさんの会話のやりとりが、息子が生まれる前の我が家の夫婦の会話みたいだなぁと懐かしさに笑ってしまう。

[靜さんの感想 · 2013年11月12日]

お皿たちのインパクトが凄い。てっきり野菜たちが料理されるのかとヒヤヒヤしてしまった。

[みずのさんの感想 · 2025年2月25日]

3歳

[キキさんの感想 · 2025年2月25日]

予想外の展開、迫力のある絵。
2歳1ヶ月も不思議とハマっていた様子。

著者プロフィール

1955年、東京都生まれ。1980年東京学芸大学教育学部美術科卒。第13回紙わざ大賞展準大賞受賞。2005年『おもちのきもち』（講談社）で第27回講談社絵本新人賞を受賞し、絵本作家としてデビュー。絵本に『もくもくやかん』『ふしぎなでまえ』『はっきよい畑場所』『みみかきめいじん』（講談社）『おむすびさんちのたうえのひ』『なつのおとずれ』（ＰＨＰ研究所）「だるまさん」シリーズ『おしくら・まんじゅう』『おふとんかけたら』（ブロンズ新社）「まくらのせんにん」シリーズ（佼成出版社）『がまんのケーキ』（教育画劇）がある。2009年、逝去。

「2016年 『うめじいのたんじょうび』 で使われていた紹介文から引用しています。」