- 本 ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061323803
作品紹介・あらすじ
私、旅に出る。いい猫でおるすばんしてて。 世界一周の旅を楽しく続けるルウ。やがて、森でお留守番している猫のリンデンが恋しくなって……。恋愛小説の旗手・小手鞠るいと人気画家・北見葉胡が贈る物語。
感想・レビュー・書評
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リンデン(猫)側から書かれているのがいい。
旅って楽しいよね。
でも帰ってくると、自宅が一番って思う。
でもまた旅に出るときはワクワクする。
そんなことを思いながら読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ペットは、いつも一緒だねー
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うちのねこの嵐ちゃんを置いて、旅に出ねばならなかった時、娘と2人でずっと、嵐ちゃんのこと考えて早く会いたくて仕方なかった。
そんな、ねこを愛しちゃってる人たちに贈る絵本。
ルウもリンデンもお互いのことを考えながら過ごしている、上下に別れたえがとても素敵。
ルウの旅する街は、とっても不思議な街で、小人さんたちがそこここにいる。。
雨か降ってくると、せつなくて、恋してる気分。
ねこを愛するあの人に贈りたい。
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可愛くて不思議。
猫目線の本。
旅は楽しい。 -
かくれんぼで見つけてくれないシーンがなぜか心に残った
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2009年ボローニャ国際児童図書賞受賞☆
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女の子のルウが旅に出る。
その間猫のリンデンはお家でお留守番。
リンデンの視点で物語は進み、ページの上半分がルウ、下半分がリンデンの様子が描かれている。
ルウもリンデンもお互いがいない間はお互いのことを思って寂しかった。
でも、もうお互いの中にお互いがいる。
お互いを想うって素敵。 -
絵本です。
「絵」と「文」は容易に切り離すことができません。
だから余計のこと、ここに安易な感想を述べることはできません。
「猫」「旅」「おるすばん」「せかいいっしゅう」といったキーワード、あるいは、小手掬るい(作)・北見葉胡(絵)という人物に惹かれる方には、チャンスがあれば是非ともお手にお取りください、と申します。
わが手元のこの1冊を或る人に贈ろうと思い立ちました。
敢えて、新たに1冊を求めるのではなくて。
「この1冊」、私が巡り会う運命にあるなら、必ず、いつか、もう一度巡り会うことができる、と信じて。
著者プロフィール
小手鞠るいの作品





