狂言えほん せつぶん (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.43
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本棚登録 : 125
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323896

作品紹介・あらすじ

大好評!講談社の「狂言えほん」シリーズ
日本の伝統芸能が読みきかせにぴったりの絵本に!

~「せつぶん」は、こんなお話です~
節分の夜。「蓬莱が島」から、鬼が日本にやってきました。鬼はひと休みしようと、一軒の民家を訪ねます。そこでは女が1人、留守番をしていました。女は怖がって、鬼を追い払おうとしますが、鬼のほうは美しい女に一目ぼれして、言い寄ろうとします。しかし女に冷たくされ、鬼はついに泣き出してしまいました。それを見た女は、本当に自分のことが好きならばと、宝物を要求します。鬼は喜んで宝物を差し出し、すっかり亭主気取りですが、女は急に豆をまきはじめ……。

※読みきかせ……3歳から
ひとり読み……小学校低学年から

感想・レビュー・書評

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  •  「狂言」は「能」とともに 室町時代に成立したとされる古典芸能です。

    この絵本はわかりやすく「狂言」がかかれています。 
     

     せつぶんのよる おにが 「ほうらいがしま」 から やってきます。

    いえにいた おんなは とを あけてしまいます。

    みんながしっている 「せつぶん」 のおはなしですが おにが 

    ないてしまったり おんなとの やりとりが おもしろい本です。


     小学生 低学年から 読めます。

  • 節分の夜、『ほうらいがしま』からはるばるやって来た鬼が立ち寄った民家の女に一目惚れ。
    この鬼は結構な迫力の強面なのだけど、惚れた女の気を引こうとグイグイいって悉く塩対応されるトホホさのギャップが可笑しい。確かにいきなり「きもののほころびをぬってくれ」は真逆のNGアプローチwいろいろ間違ってるが憎めない鬼だなぁ。
    か弱い女性が豆をまいて強い鬼を追い出すという正統派ながら大人の節分絵本。
    7歳の息子や他の男性方には、好意の拒絶を露にする女のつれない態度としたたかな計算高さの方が鬼より怖かったんじゃないだろうかw

  • もうすぐ節分

  • 鬼があわれ。。。そんな読後感。

  • 6'30"
    1月、2月の読み聞かせ

  • 鬼と女の表情、やさしくも力強い絵に大いに魅せられました。

  • なんだかひどい。
    強面の鬼が、ポロポロ涙を流したかと思えば、女は鬼が自分を好きなことを確信するやその証拠に宝物をください、といってのけ、挙句、豆で追い出す始末。
    こちらもすっかりらめんくらってしまいます。
    版画でしょうか、野村さんの絵が力強く、ユーモラスであたたか。

  • 29年度  4-1
    7分

  • 日本の伝統芸能、狂言の曲目「節分」を絵本にした物。
    幼稚園児の我が子に「節分」行事をわかりやすく説明できるかなと思い
    図書館にて貸出し予約。
    結局、借りれたのは2月3日(節分)が過ぎてからだったので、そのまま
    放置していたのですが、昨日、おやすみ前の読み聞かせで初めて読みました。
    親の私自身も初読です。

    どうして節分の日に豆まきをするようになったか、その由来的なお話かと
    思ったら、そうではないんですね。

    ある節分の夜、中国(地方?)のほうらいがじまからやってきた鬼。
    疲れた体を休めようと、ある一軒の家を訪れます。
    何も知らずにその家の女が扉を開けてしまいます。
    最初はその姿の通り偉そうでとっても怖い鬼でしたが
    その家の美しい女に一目惚れしてしまい、女に冷たくあしらわれると
    悲しくて泣きだしてしまい、なんとか女に気に入られようと、
    あの手この手でご機嫌を窺ってきます。
    一方、女の方は鬼が自分に惚れ込んだ弱みにつけこみ、打ち出の小槌や
    姿を消せる隠れみのや隠れ笠など鬼の持っている宝を全て巻き上げてしまいます。
    そして、豆の入った升を持って「福はうちー福はうちー」と豆を撒き始め
    最後に豆を大量に掴んだかと思うや「鬼はそとー!鬼はそとー!」と鬼に
    投げつけ鬼を追い出してしまいます。

    はっきり言って鬼が可哀想すぎる・・・(^^; 何もしていないのに・・・(--;
    鬼の悪い点を強いて言うなら女の家に勝手に押し入って、その家の女に
    勝手に惚れて、なぜだか自分が好かれていると勝手に勘違いして、勝手に
    亭主気取りになる点が図々しいくらいか。
    相手が鬼だとはいえ特に危害を加えられたわけでもないのに、初対面の男(鬼)に対して
    姿は美しい女だけれど、昔話の悪役の鬼以上にえげつなく容赦のない女に
    いつの時代も女は怖いものとして扱われて描かれているんだなぁと感慨深い(笑)
    元が「狂言」の曲目なので内容的に子供向けでないのは、まぁしょうがない(^^;
    話自体は単純なので子どもは子どもなりに解釈できたようです。

    「おにさん、ぜんぶとられてかわいそーだったね。
     とおくからきたのにね。 
     もうどこにもよらずにさっさとおうちにかえったらよかったんだよ。」

    と言っておりました(笑)

    「狂言」えほんシリーズ、もとしたいずみさんの文章はとても読みやすく
    野村たかあきさんの版画絵は味があって昔話の世界観がとっても
    よく表現されていてよかったです。
    小学校低学年くらいの子向きの絵本かなぁと感じました。

    そういえば、最近読んだ「オニじゃないよおにぎりだよ」もそうですが、
    家にある「泣いた赤鬼」とか、あんまり悪い鬼が出てくる絵本を読んでいないなぁ。

  • 6分40秒☆鬼の宝、かくれがさ・かくれみの・うちでのづちを取り上げて、豆まきで追い出してしまう!

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著者プロフィール

絵本・童話作家、翻訳家。大分県生まれ。『ふってきました』(講談社)で、日本絵本賞、講談社出版文化絵本賞受賞。『どうぶつゆうびん』(講談社)で、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。現在『せつぶんセブン』ほかセブンの行事絵本シリーズ(世界文化社)で、活躍中。著作は400冊以上。

「2023年 『たなばたセブン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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