あっぱれ!てるてる王子 (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2009年4月21日発売)
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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061323971

作品紹介・あらすじ

読むと、きっと空を見上げたくなる絵本。
第30回講談社絵本新人賞受賞作。

作者からのメッセージ
今年ももうすぐ夏がやってきますね(暦の上では、立夏は5月5日)。夏といえばやっぱり入道雲。モクモクモクモク育っていくさまを見ているとほんとにワクワクしますね。まるでほんものの巨人を見ているようです。雲って不思議ですよね、クジラに見えたり、お城に見えたり、でっかい飛行船に見えたり……。
いえいえ、それは見えているわけではないのです。本当に、クジラやお城や飛行船なのですよ、空の世界ではね。そして、その空の世界の王子さまが“てるてる王子”なんです。
でも、てるてる王子って、いつもは何しているんでしょうね。空のうえで、昼寝ばっかりしているのでしょうか。まあ、昼寝もよくするし、ジュースばっかり飲んで、おしゃべりばかり夢中になるし、あんまり仕事はしないのですけど、けれどひとつだけ、きまりがあるのです。
それは、“てるてる坊主が100個あったら、あしたぜったい晴れにしないといけない”ということ。いやな雨雲がなければいいのですけど、台風なんかがやってきたら大変です。あれっ、ちょっと雲行きが怪しいですよ。

感想・レビュー・書評

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  • 台風と、てるてる坊主が、仲間を率いてバトルする個性的な内容。台風が風なのは分かるけど、てるてる坊主はおおにゅうどう?楽しい内容ですが子供に説明することは難しかったです。

  •  「明日は遠足、晴れますように」とてるてるぼうずが下がる町。
    そんな町の上空でのんびりしていたてるてる王子。
    おやくそくの100このてるてるぼうずが揃ってしまった。しかたがない。
    たいふうでんかにちょっと話をしに行くか。

     しろいふわふわな雲をあやつる てるてる王子と黒雲の中から対抗する たいふうでんかの攻防。ニヤニヤしてしまう攻撃反撃。
    そして衝撃的なラスト!

  • 息子8歳3か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    その他◯

    台風が来ている時、空では何が起きているのか?!
    とてもわかりやすく解説してあります。
    息子大ヒット!
    今回図書館からかりてきた本の中で、この本をやたら読んでいました。

  • 【娘5歳セレクト】
    最初から関西弁だし内容もちょっと難しかったよう。
    絵はシュール。

  • 5'00"

  • てるてる王子や、敵の台風でんかなど、キャラクター設定や話などがかなりゆるい感じ。雲のことや、絵は細かく描かれていて、かとさとしさんを彷彿とさせる。

  • コマヤスカンさんが描く空の気象の攻防は壮大かつダイナミック。その豊かな想像の世界にワクワクし、てるてる坊主が100個確認されたら絶対に晴れにしないといけない〈てるてる王子〉と、暴れん坊の〈たいふうでんか〉のおしくら合戦の行方にドキドキしながらページをめくる。
    細かい背景や内部からの発見もユニークでおもしろい。
    予想もしない愉快なオチに「えっ!」と4歳4ヶ月の息子は言葉を失っていたw

  • 図書館

  • 30年度 5-2
    28年度(3-3)
    5分

  • 全体的に、ゆる〜い空気感なのだけど、細かい絵。
    ハイテクのようで、超アナログだし。
    カウントが「正」の字、手書きとか。
    台風の渦が、手動、人力とか。
    なんだろ、ゆる〜くおもしろいです。

    ぜったい晴れてほしいときは、てるてるぼうず100コつくると良さそうです。

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著者プロフィール

1967年生まれ。三重県在住。愛知大学文学部卒業。大学では美術部に所属。「子どもの本の専門店メリーゴーランド」絵本塾で絵本づくりを学ぶ。『あっぱれ! てるてる王子』で、第30回講談社絵本新人賞、『新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~』(講談社)で第43回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『新幹線のたび~金沢から新函館北斗、札幌へ~』『決戦! どうぶつ関ヶ原』『トーキョー ドリーム マラソン』(以上、講談社)『ドングリ・ドングラ』(くもん出版)など大パノラマの中に丁寧に描き込まれた細やかな描写が魅力的な作品を多く出している。

「2021年 『フライングメジャー号 世界一周 空の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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