まないたに りょうりを あげないこと (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2009年8月26日発売)
4.12
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  • 本棚登録 :322
  • レビュー :50
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324084

まないたに りょうりを あげないこと (講談社の創作絵本)の感想・レビュー・書評

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  • いやぁ~、笑った笑った!

    作者のシゲタサヤカさんは第28回~30回講談社絵本新人賞で、佳作を3年連続受賞し、第30回の佳作で受賞した本作が初めての絵本作品であるとのこと。

    とにかくPOPでカラフルで漫画チックな絵柄が最高に面白いし、
    数あるシュールでナンセンスなストーリー絵本の中でも
    何度も笑えて見飽きない耐久性という点では
    なかなかの完成度やと思います。
    「なんじゃそれ!?」って思わずツッコんじゃう変なタイトルもインパクト抜群。


    冒頭、町で一番人気のレストランのコックは
    見てはいけないものを見てしまいます…。

    それは…な、な、なんと
    まな板が海老を食べる瞬間!!
    あまりにビックリしたコックは厨房の仲間に必死に
    「い、いま!いま!いま!エビを!まないたが!」
    とアピールしますが、人気レストランなだけにみんな料理を作るのに大忙しで
    誰一人相手にしてくれません。

    今のは一体…、まぼろし?幻覚?
    怖くなったコックは店じまいしたその日の晩、恐る恐るまな板を調べてみようと決意します。

    「おかしいなぁ~」

    表を見ても裏を見ても
    どこもおかしいところは見当たらないまな板。
    そこで試しに海老を一匹
    まな板の上にそーっと置いてみると…。



    『ムシャリ!』



    「ヒャー!やっぱり食べたー!」


    『あ~あ、みつかっちゃった。そうなの。ぼく、たま~に、おなかのうえのたべものを こっそりたべてるの』

    そして喋るまな板は調子に乗って

    『りょうりされるまえのたべものばかりじゃなくて、できたてあつあつのりょうりってやつを こんどたべてみたいんだよ~』

    なぁ~んて言い出したからさぁ大変!
    次の日から厨房のみんなの目を盗んでは
    内緒でまな板に
    できたてあつあつの料理を食べさせてあげる
    心優しきコックが笑えます。
    (つか、優しいのか!?笑)


    沢山のコックがひしめき、てんやわんやの厨房のイラストの中、
    こっそりまな板に料理を食べさせてるコックが
    どこにいるのかを探したり、
    今日は何の料理を食べさせてるのかをチェックしたり
    どんどん太っていくまな板を見るのも楽しい(笑)
    (戦場と化した厨房で必死の形相のコックたちが作る数々の料理がまたリアルで美味そうなのであります!)

    そして物語のクライマックス!
    ついに犯行現場を料理長に見つかってしまった、まな板とコック!

    おバカな二人は一体どうなってしまうのでしょう
    !!!

    最後のオチが笑えるし、
    「まないたにりょうりをあげないこと まないたはりょうりをたべないこと」
    と書かれ壁に貼られることになった注意書きのセンスにもニンマリ(^^)

    そう言えば最近、うちのまな板も
    いつの間にやら
    一回り大きくなってるような気が…(汗)((((((゜ロ゜;


    木苺のシャーベットやピスタチオのブリュレ、ココナッツのブラマンジェ、ベーコンのサラダ、チキンのソテー、仔牛のパイ包み、フィレステーキ、七面鳥のきのこソース、スズキのポワレなどなど、
    表紙裏にズラリと描かれた料理のイラストも
    見てるだけで食欲をそそりますよ~(笑)

  • ★★★
    「ヒャア~」
    ある日コックは驚いた!
    だってまな板が海老を食べるところを見ちゃったんだ~~!

    まな板を調べるコックさんに話しかけるまな板。
    「みつかっちゃた☆ ぼくこっそりつまみ食いしてるの。
    それでね、ぼく料理が食べたいなあ。お~ね~がい☆」
    ちゃっかり者のまな板にコックさんはこっそり料理を食べさせることに。

    1か月…2か月…3か月…

    おおっと大変!食いしん坊のまな板は食べ過ぎてすっかり太ってしまった!
    このままでは料理長に追い出される~~~!!

    ★★★

    久々の小学校読み聞かせ。
    3年生クラスに持っていきました。
    題名で内容が想像ついたらしく楽しんで聞いてくれたと思います。

    まな板は「ぼく」とは言ってるけれど、ちゃっかり者でお茶目でまさに (。・ ω<)ゞテヘペロ なやつで、
    こんなのに頼まれたら確かにお願い聞いちゃうよなって(笑)

  • 講談社絵本新人賞の佳作を3度受賞しての、シゲタさんのデビュー作。ある講義で特別ゲストとしてお話をして下さったシゲタさんは、とっても前向きな頑張りやで、初出版の時には自作でPOPまで作って本屋さんへいったというアクティブさに心打たれた。
    メイキングのエピソードを面白おかしく語ってくれたように、絵本も同じテンションで描かれているなぁと感じた。
    まな板が料理を食べるというナンセンスさが楽しい絵本。以後、この料理店に関連したお話がシリーズ化している。

  • ナ、ナンダッテー!?
    っていう驚きの内容。
    子どもたちからも、この本おもしろいよ!と紹介がありました。
    イラストがハッキリとわかりやすい×シュールな設定
    インパクトあります。

  • 最近、シゲタサヤカにはまっている。

  • まずは何といっても、タイトルが秀逸です。
    「えっ! どういうこと?」と惹き込まれます。

    ストーリーも期待に違わず、シュールで、しかもインパクト絶大。
    つまみ食いと盗み食いのし過ぎで、まな板がメタボになってしまうなんて。

    登場する料理が、実に美味しそうに描かれているのも魅力的です。

    【Q】

  • しゃべるまな板というのもすごいけれど、自分の上にある材料をこっそり食べているなんて!
    ムシャリムシャリという表現がなんともいえません。
    コックにおねだりしてあつあつの料理も食べさせてもらうようになったまな板くん。
    だんだん巨大になっていくのも面白いです。
    ばれてしまっても甘え上手で世渡り上手な彼は憎めないキャラクターですね。
    まな板を見る目が変わるかも(笑)
    見返しの部分で紹介されているおいしそうな料理の数々を見るのも楽しいです。

  • 面白かった〜。アイデアもすごいけど、使い続けるっていう発想がすごい!

    このまな板は、シゲタサヤカ作品のいろんなところに登場します。おさえておきたい作品。

  • レストランの厨房の忙しさに紛れて、ちゃっかりつまみ食いするまな板。
    背景の鮮やかな色遣いが好きです。
    タイトルだけ見るとどういう意味かわからなかったので余計に読みたくなりました。

  • まないたの、ばれちゃったか…的な顔が、たまりませんw

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