絵で見るおふろの歴史

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 101
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324138

作品紹介・あらすじ

対象年齢:小学生から
生活/歴史/日本文化

・内容紹介
「どうくつぶろ」から、「釜ぶろ」、「秀吉のおふろ」、「湯屋」、「銭湯」まで、私達の生活に欠かせない『おふろ』の歴史を描いた絵本です。美しい古典やまと絵とわかりやすい説明で、見れば見るほどおもしろいおふろが満載! 奈良時代から、現代まで、時代に合わせて様々な姿を見せてくれるおふろから、その時代を生きる人々の生活も感じられる1冊です。

・作/菊地ひと美さんからのメッセージ
毎日のほほんと入っているおふろ。「えーっ、おふろに歴史なんかあったの?」というところでしょうか。……あります。しかも、極めつけに楽しいものなんです。
昔々、日本の海岸に作られはじめた「どうくつぶろ」。奈良時代には、東大寺のりっぱなお寺のような、いえ、どこから見てもお寺にしか見えないおふろがありました。古典やまと絵の情景の中に、昔のえぼしを被った人々が集まっている姿はとても風情があります。
平安時代はどうでしょうか。皇族など高貴なご身分の方々が入るおふろは? かわいい姫君が、白壁に朱の柱のお湯殿で、ゆったりと湯あみをしています。まるで、おとぎ話のような世界です。
そして桃山時代には、豊臣秀吉のおふろが登場。戦乱と桃山のきらびやかな時代のおふろはどんなかたちをしているのでしょうか。
次の江戸時代といえば、「銭湯」です。たらいの中で泣いていて、お母さんを困らすのはどの子でしょう。あーあ、走り回っている子もいます。さてさて長屋の路地裏にも行ってみましょう。「あれっ、なんだって外なのにおふろに入っているの?」
現代のおふろからは想像もつかない、おふろの歴史。昔の絵巻物を見るような、古典やまと絵の世界で描きました。夢見るような楽しいおふろの数々。そして、そこを行き来していた人々と出会ってください。

・担当者のうちあけ話
この本を刊行するきっかけは、去年、著者の菊地ひと美さんから頂いた「絵本を出したいんです」という一本のお電話でした。菊地さんは、日本画家兼江戸風俗研究家として、すでに何冊も大人向きの著書を出されているのですが、(講談社からも、『江戸おしゃれ図絵 衣裳と結髪の三百年』という本が出ています)全て文章がメインのもので、絵がメインのものはありませ

感想・レビュー・書評

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  • お湯に浸かるお風呂の歴史って結構最近だったんだ。
    サウナみたいなスタイルがあんなに長く続いていたなんて。
    意外な発見も多くて、面白かった。

  • ぼくは、ゆぶねが入りたかった。

  • 図書館で7歳児Aが「この本、歴史ってかいてあるよ、Fちゃん歴史好きだし、どうかな?」と持ってきたので借りた本。

    しかし12歳児F、手を出さないので私が読み聞かせ。

    まず、絵がかわいい。菊池ひと美。イラストレーターとか江戸民俗学研究科とか。Fの将来の夢は歴史学者になることらしいのであるが、こういう背景の人が歴史について本を書いたりしてもいいんだあ、と母は思った。

    いわゆる湯船に入るようになったのは結構最近なんだなー。サウナみたいに蒸気で汗を流す、っていうスタイルが割と長かったみたいだ。

  • 「対象年齢:小学生から
    生活/歴史/日本文化

    ・内容紹介
    「どうくつぶろ」から、「釜ぶろ」、「秀吉のおふろ」、「湯屋」、「銭湯」まで、私達の生活に欠かせない『おふろ』の歴史を描いた絵本です。美しい古典やまと絵とわかりやすい説明で、見れば見るほどおもしろいおふろが満載! 奈良時代から、現代まで、時代に合わせて様々な姿を見せてくれるおふろから、その時代を生きる人々の生活も感じられる1冊です。」

  • 図書館本。長女の「面白い」をもらえた本。奈良時代の蒸気ぶろから江戸時代の行水ぶろ、江戸時代後期の湯屋、明治~昭和時代の銭湯まで。お風呂の歴史をイラストともに追います。

  • 洞窟の一部を仕切ることはできても、大きな浴槽を作るのが困難だが、奈良時代に貴族のためにはあった。高温多湿の風土。火山列島の産物、天然温泉は適温にするのが少し難しい。
    天然あるいは人工の洞窟を利用した蒸し風呂(焼いた石を水に投げ込んで蒸気を発生させる)は煮炊きと同じく古い。アマテラスが籠もった「天の岩戸」は風呂場かもしれない。源頼朝の父は風呂場で暗殺された。「風」の字からわかるように江戸時代以前の風呂は蒸し風呂(天然温泉の露天風呂には触れられていない)。江戸(火の用心から内風呂は禁止されていた)の銭湯はザクログチから入って照明はそのクチから射す光だけ。「見ないふり」密通もあったようで、後期からは男女別になった。家庭浴槽普及後も足を伸ばせる「ちゃんとした風呂」が求められた

  • こんな風にお風呂が変化していったんだってしみじみ思いました。

  • 文を読んでも「それってつまりどういうこと?」といった感じで、構造がわかりにくい部分があった。ただ絵を見れば大まかにはわかるので、幼い子どもが興味を持つきっかけにはなるのかもしれない。

  • 菊地 ひと美
    講談社 (2009/10)

    お風呂大好き
    めったに温泉には入れないけれど 家の湯船につかっていると
    「あ~しあわせ」ってため息が出る

    そんなお風呂もすっごい歴史があるんだね

    ぜいたくだったでしょうね お風呂
    シャワーは物足りなおばちゃんです

    ≪ ひなまつり カンケイないけど バスタイム ≫

  • なぜか銭湯に興味を持った次男のために、一緒に借りてやったお風呂の歴史の本。日本のお風呂がどのように進化してきたのかが、良くわかる絵本になっています。昔のお風呂は蒸し風呂が中心で、お湯につかるようになったのは結構あと(たしか江戸時代の後半)なんですね。確かに、沢山のお湯を沸かすのは大変ですから。

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著者プロフィール

菊地ひと美(きくち・ひとみ)
衣装デザイナーを経て、早稲田大学の一般講座や江戸東京博物館で10年間学びつつ、著作活動(文と絵)に入る。2002年から始まった日本橋再開発に作品が起用された。また、2004年国立劇場より制作依頼を受けて描いた『伝統芸能絵巻』全4巻(10メートル)は、海外2カ国の国立美術館(ローマ・ブタペスト)で3カ月間展覧された。2008年には、丸善・丸の内本店にて同絵巻の国内初披露を含む個展を開催。現在は絵本を含む著作執筆を中心に活動中。主な著書に『江戸の暮らし図鑑 女性たちの日常』(東京堂出版)、『お江戸の結婚』(三省堂)ほか著書多数。

「2021年 『江戸衣装図絵 武士と町人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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