ことりようちえんのいちねんかん (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2010年2月26日発売)
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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061324206

作品紹介・あらすじ

あやちゃんは、もうすぐ幼稚園に行きます。幼稚園って、どんなことをするのかな?
緊張の入園式、初めてのお弁当、遠足、プール、運動会に雪遊び……。幼稚園の1年間は楽しいことがいっぱい! あやちゃんが過ごす「ことりようちえん」の1年間を描きます。

・文/たかてらかよ さんからのメッセージ
この絵本のお話をいただいた時、我が家のおチビもちょうど幼稚園児でした。いつも自分のそばにいるのがあたりまえだったおチビが「きょうはこんなことをしたんだよ」と、その日幼稚園であったことを、たどたどしくも楽しそうに話してくれるのを聞くのは親にとって、とてもうれしい時間でした。
幼稚園は子どもが社会へふみだす第一歩。毎日、たくさんのお友達と新しい経験ができるはずです。この絵本を読んだ子どもたちが、「早く、幼稚園に行きたいよ~!」と期待に胸をふくらませてくれたらうれしいです。

・絵/鴨下 潤 さんからのメッセージ
八王子にある幼稚園に初めて取材にうかがったのは昨年4月の入園式でした。ぶかぶかの制服に身を包み緊張した表情の子ども達のなかには泣き出す子もちらほら。今は小学生になった娘の保育園時代の姿と重なり、心の中で「がんばれ~!」と必死にエールを送りました。
次にうかがったのは8月の登園日。あれれ? あの頼り無気な今にも泣き出しそうだった子ども達はどこ? そこには自信に満ちあふれた立派な幼稚園生たちがいました。子どもの成長ってほんとにスゴイ。
入園式を前に不安になっている子ども達! なーんにも心配いらないですよ。そして、さらにこの本を読んでおけばこわいものナシ! なのです。 

【対象年齢:3歳ごろから 入園/春の絵本】

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて読み。

    5歳児は結構夢中。

    書き込みが細かいので、たんぽぽ組さんの子どもたちの個性が分かって面白い。
    お弁当のシーンでの、あやちゃんのお弁当(ごはんが顔で、卵焼きが耳になっている、うさぎのお弁当)が琴線に触れたらしいので、今度作ってあげようと思う。

  • 2022/02/18
    こども目線 文章多め

  • 偶然にも一日入園を控えたタイミングで3歳4ヶ月の息子が読み聞かせに選んだ。
    主人公あやちゃんの入園式から大きい組さんに上がるまでの幼稚園の一年間。文章は長めだったが、お友達と遠足やプール、運動会…様々な行事を経験して楽しい思い出を作っていく様子をじっと眺めていた。息子なりにこれから自分が行く幼稚園という場所を理解しようとしているのかな。
    母の自分はやっぱり、最後のあやちゃんの成長にウルっとしてしまう。もう気が早過ぎだわw

  • ま~さんは保育園ですが、この絵本の中の幼稚園の様子は

    ま~さんの保育園の様子と一緒で、ま~さんもとても共感しながら

    聴いていました。



    1年間の色々な行事、そして日常によってこの絵本の中での

    あやちゃんのように子どもはぐんぐん成長していきます。

    親はその時々に子どもの成長を感じられ、とっても幸せな気持ちになれます。



    そして、子どもが楽しそうに元気に保育園や幼稚園に行ってくれるのが

    一番なこと。

    こういう絵本を読むとあらためてそう感じます。

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著者プロフィール

1971年大阪府生まれ。大型書店の児童書担当として約10年間勤務した後、一児の母になったことをきっかけに、親の目線で絵本を書きはじめる。

「2010年 『ことりようちえんのいちねんかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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