新装版絵本 たつのこたろう (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.15
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本棚登録 : 58
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324343

作品紹介・あらすじ

100万人のこどもたちに愛されてきた、日本でいちばんかしこい太郎のおはなし。松谷みよ子の傑作童話『龍の子太郎』の「絵本版」が今、美しくよみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • 今日の朝日新聞、ひとときの欄に小さく掲載されていた、「龍の子太郎に感謝]を拝読して、子供の頃読んだ絵本の思い出が微かによみがえってきました。

    信州に伝わる昔話を素材に松谷さんが書かれたお話しですが、「イワナを3匹食べると竜になるよ」とか、山のキャンプで子供に話していました。昔読んだ本の表紙はもっと素朴であったかと思いますが、手元に残っていませんし、アマゾンでも見当たりません。

    貧しい村で太郎を宿した母親が、掟を破り淵のイワナを食べ竜になるシーン、村人を助けるために犠牲となるあやを救う太郎、竜となった母が太郎といっしょに湖を塞ぐ岩を壊し村人をすくう場面、子供の頃何度も繰り返し読んでいました。

    投書された方は小学校の教師。生徒との関係が上手くつかめなかった若い頃、龍の子太郎の読み聞かせで思わず涙し、子供たちとの本当の心のつながりができたそうです。形だけ幾千もの教えを説いても届かない。本を通じて互いの思いがつながるなんて、素晴らしいお話しでした。

  • まずしい村でくらすたつのこたろうが、りゅうになったかあさんへあいに、たびにでるおはなし。
    1969年に刊行された同書を再編集したもの。新しい絵本なのに古風と感じたのはそれだったのか。松谷みよ子さんの訃報を聞き、初読了。元は読み物なので、絵本化に伴い大幅に省略されているようです。鬼退治、北の湖までの道のり、母と協力し山を崩す、など、かなり急展開に進んだように感じました。ただ、朝倉摂さんの絵はとてもお話にマッチしていると思います。文は読み物の方が断然良い!という意見多数なので、この機会に借りてみようかな。

  • たろうの強さと優しさと賢さに感動
    先へと読み進むドキドキ感もいい。
    年長児から小学生まで楽しめる一冊だと思います。

  • 太郎くんが大冒険する話。

    途中でほぎょえええ怖えええ
    っていう意外な展開があるよ!

  • 飯より好きな、太鼓だよ

  • 購入日:----/--/--
    読了日:2010/09/04
    立ち読み。
    お母さんの目を食べて成長してというのがちょっと怖いな。
    掟を破って竜になってしまったお母さんだけれど、最後、元に戻って、子どもと一緒に暮らせてめでたしめでたし。
    絵がすてき。

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著者プロフィール

1926年東京生まれ。児童文学作家。戦時中の1943年、童話『とかげのぼうや』を執筆。戦後、坪田譲治に師事し、1951年に『貝になった子供』を出版。1955年、瀬川拓男と結婚後、ともに民話の採訪に取り組み、共著『信濃の民話』『秋田の民話』を皮切りに、民話の採録・再話をつづける。
『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)、『ちいさいモモちゃん』(野間児童文芸賞)以降のモモちゃんシリーズ、『いないいないばあ』以降の「あかちゃんの本」シリーズや「あかちゃんのわらべうた」シリーズ、『朝鮮の民話』全3巻、『私のアンネ=フランク』(日本児童文学者協会)、『あの世からの火』(小学館文学賞)など著書多数。民話に関する著作に『昔話十二か月』全12巻、『現代民話考』全12巻、『現代の民話』など。

「2014年 『民話の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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