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本 ・本 (28ページ) / ISBN・EAN: 9784061324428
作品紹介・あらすじ
ああ美しい――めくるめく立体劇場!
精緻な立体造形による、静寂と躍動。ぼろぼろのタップシューズが、命をふきこまれ、誇りを得るまでの物語。
●人形が生きて動いているようです。お話を温かく包んでいます。この人形は読者と心通わせそうです。タップやスミスさんに会いたくなります。子どもたちの反応が楽しみです。――ジュンク堂書店池袋本店・市川久美子さん
●絵や写真、どちらでも表現できない独特の世界。靴たちの表情が、生き生きとしてなんともかわいらしい。読みながら、今はいている自分の靴でさえ、たまらなくいとおしくなりました。――旭屋書店本店・福井直美さん
●本当に美しい! 奥行きがあって、精密で、どきどきするような世界! 靴たちの人生が、その持ち主との濃厚な時間を感じさせ、自分の靴の手入れもちゃんとしようと思いました。――ジュンク堂書店難波店・森口泉さん
●どこか温かくてレトロな絵(写真)に、魅力を感じました。まるで人形劇を観ているかのようです。――丸善書店津田沼店・竹澤恵さん
感想・レビュー・書評
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大事に使っている物は、時に物ではなく、戦友のような存在になるものです。
「お帰り」のセリフにそんなことを感じました。 -
まるで、人形劇やミュージカルを観ているような気分に。
靴の修理屋さんにある、いろんな靴たちの物語。
修理してくれるおじいさんに直してもらったら…?
「タン タタタン トン トトトン」。
タップは、音が好きでしたよ。
みんなの夢が広がります。 -
くつのタップ。
ぼろぼろになって修理に出された。
そこにはヒールや運動靴などぼろぼろになった靴の仲間が。
夜な夜な靴同士で、靴の夢を語ります。
タップの夢は叶うかな? -
パペットを使った幻想的な世界感が素敵。
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購入日:----/--/--
読了日:2010/12/03
立ち読み。
NHKの新・三銃士の人形劇みたいだな~と思って。
立体が、背景も含めてすごくきれい。
このままアニメーションになってもいいくらい。
靴の修理屋に出されたタップシューズのタップ。
バレーシューズやトレッキングシューズは夢を語れるけれど、タップは語れない…。
でも、修理が終わって、ご主人の元に戻るころには、自分の夢を思い出せたよう。
直ぐに持ち主の足が入ってきた、というところが、タップシューズ視点が強調されていてよかったと思う。
著者プロフィール
アンマサコの作品





