- 本 ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061324534
作品紹介・あらすじ
・作/さこももみさんからのメッセージ
『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という、ロバート・フルガム(アメリカの作家・哲学者)の著書があります。わたしの子どもたちが3年間を過ごした幼稚園は、まさに毎日がその実践でした。子どもたちは自発的な「遊び」の中からたくさんのことを学びました。
仲間や大人から、ありのままの自分を受け入れられた幼い日々。この太くてあたたかく強い人生の根っこは、やがて強い雨風にも耐えてぐんぐんと枝葉をのばし、花を咲かせ、自分以外のものにも実を分け与える、そんな心を育んでくれたと、わたしは今でも信じています。
「小学校に行ったらがんばらなくちゃ! なんて思わなくていい。みんなは初めての小学校へ行くだけで、十分がんばっているんだから。」
卒園式の日、これが先生方から子どもたちへ贈られた言葉でした。子どもたちのすぐそばで、ひとりひとりを本当に理解し、愛してくださった先生方の存在に、改めて感謝した瞬間でした。
卒園を迎えられた読者の皆様にも、この言葉と気持ちを伝えたいと思いながら絵本を描きました。ご卒園、おめでとうございます。
感想・レビュー・書評
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主人公の女の子目線で、いろんな友達のこと、先生のこと、幼稚園生活のことが回想される絵本。さこももみさんの絵もとても親しみやすい。同じ作者の「ようちえんにいくんだもん」と比べても幼稚園生活のことが丁寧に描かれていて、幼稚園に通ってる子供達、これから卒園を迎える子供達に読んであげたい絵本です。
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いま幼稚園でうたってる「思い出のアルバム」の歌詞が出てきた。ひろきくんとか、ゆみこ先生とか、本当に幼稚園にいる人の名前とおんなじ!
泣いてるお母さんもいる。
ぼくの一番待ち遠しい時間は、おそとあそびかな〜
2024/01/30 6歳 -
保育園の卒園にあわせて
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図書館本。長女選定本。最後の「い~ちね~んじゅ~うを~、おもいだしてご~らん~♪」を歌ってくれました。
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卒園をひかえるななこちゃんがおともだちを紹介しながら思い出を振りかえる。
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長女が好きな本で何度も何度も読んだ覚えがあり、次女も三女も同じく好きなようです。
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ばあば(実母の方)が贈ってくれたのを読み。
もうすぐ卒園なのでいろいろ思うところがあったような6歳児。 -
涙無しでは 読めない絵本♪
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幼稚園の卒園式。
ななこちゃんは友達の紹介を交えつつ、幼稚園生活を振り返る。
絵を描いたり、どろだんごを作ったり、雪合戦したり。
幼稚園の思い出。
イベントよりもたくさんの友達の紹介がメインというのが珍しい。
秋の落ち葉拾いで、葉っぱにいろいろな形があるように、みんなも違うという先生の言葉が印象的。
著者プロフィール
さこももみの作品





