ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 398
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324657

作品紹介・あらすじ

パリの路地裏に、ひっそりと息づいていた手の記憶。本造りの職人から少女へ、かけがえのないおくりもの。講談社出版文化賞絵本賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 日本にはない文化かなと思った
    心温まる 本好きにはたまらなくいい話だ
    もったいないとか 物を大事にするとか
    そういう感覚とはちょっとチガウ
    直しの哲学 アルチザンアート
    おごらない姿勢もよかった

  • 『名をのこさなくてもいい。「ぼうず、いい手をもて」』60以上ある製本の工程をひとつひとつ教えながら、お父さんはルリユールおじさんにそう言った。なんて素敵な言葉なんだろう。
    ルリユールおじさんの製本工程を見ているだけでほふってなる。
    それは、彼が憧れのお父さんと同じ魔法の手を持てたからだと思う。
    ルリユールおじさんとソフィーが会うまでの間がいい。
    そして、噛み合っているのかわからない二人の会話もほのぼのとしていい。
    淡い水彩画がまたいい!

  • 最近読んだ『ルリユール』の参考図書にあったので読んでみました。

    すごくいい。 うん。


    淡いタッチの絵。
    バラバラになった図鑑を直したい少女ソフィーと
    ルリユールのおじさん。
    左右のページでそれぞれの時間軸が進み、
    出会ってからは二人の構図。

    ソフィーの自由な感じがおもしろくて、
    二人のやりとりが微笑ましい。


    あたらしい本がいっぱいあっても、この本を直したいの。
    わたしの本。わたしだけの本。
    大きくなってもずっと大切な本。


    丁寧に、丈夫に心を込めて作られたんだもの。
    そんなに大事で愛しい本。
    手にしてみたいな。


    でも実は、一番好きなフレーズは、
    あとがきにあった
    ”旅がひとつの出会いで一変する”。

  • 大人になってから、惚れた絵本です。
    はじめて、いせひでこさんの絵本を手にしたのも、この作品。
    私が初めて手にしたのは、安曇野の絵本美術館『森のおうち』にて。

    青の深さ、ひとつのものを大切する心の豊かさに、引き込まれました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ひとつのものを大切する心の豊かさ」
      職人さんの素晴しさ、その心が受け継がれる感じが素敵でした。。。
      「ひとつのものを大切する心の豊かさ」
      職人さんの素晴しさ、その心が受け継がれる感じが素敵でした。。。
      2013/02/01
  • 何とも温かい気持ちになれます。内容も文句なしですが、この作品で気に入っているのは、やはり装丁がうつくしいこと!
    だいたいの絵本は、子供向けということもあり、原色や分かりやすいキャラクターが全面に出ており、正直、部屋の景観を壊します。
    この作品は飾るにしても、抜群の仕上がりだと思います。

  • 表紙を見ただけでは、この本の素敵さに気づけなかった。本修理の仕事をするおじいさんと木が大好きな女の子の、本を大事に読み継いでいく物語。とってもよかった♪

  • 知らない世界を少女の目を通して見ているようで、思わず顔がほころぶほどわくわくした。少女の話とおじさんの話とがかみ合わなくて同時にそわそわしたけれど、大丈夫、しっかり少女の言葉はおじさんに届いていたし、おじさんの魔法も少女に届いていた。ほっ。こどもが職人さんを憧れて観察している視点をいせひでこさんの儚い画で描いている絵本です。

  • ルリユールとは本の装幀職人。全工程をできる職人は、今ではパリでも一桁。そうした老職人の仕事を優しいタッチの絵で紹介する、モノとしての本が好きな人には嬉しい絵本。

  • 職人とよばれる職業の魅力が存分に伝えられている作品であり、人と人との出会いによるつながり、先人から自分の世代へ、そして次世代へとあらゆることが引き継がれて行くことの大切さと素晴らしさを伝える作品です。

    描かれている街の様子を意識的に何かをみようとせずに眺めるだけでも楽しいです。そして、ソフィーとルリユールおじさんが出会うまでを、左右見開きで時間の流れを感じさせた進行となっている、そんなことに粋を感じております。

  • 本は大切に読みたいね。本を修復してくれるお店なんて、現代にはないのかなぁ。大好きな本を大切にしているソフィーがかわいい(*^-^*)。

    いせひでこさんの絵はすごく好き!【大きな木のような人】【まつり】【あの路】もいいですよ。

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著者プロフィール

画家、絵本作家。1949年生まれ。

「2018年 『見えない蝶をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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