フィオーラとふこうのまじょ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 40
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324688

作品紹介・あらすじ

運命は、じぶんの力できりひらくもの!
幸運の星をぬすまれたフィオーラは、不運つづき。でも、このままでは大好きな家族のもとへいつまでたっても帰れない……そう思って不幸の魔女に立ち向かいます。

・作/たなか鮎子さんからのメッセージ
誰も「ふこう」にはなりたくありません。でも、残念ながらそれはどんな人の上にも、思いがけなく降りかかってくるものです。
そんな時、不幸から自分を救えるのは、自分しかいないのではないか、と思います。どんな状況になっても、逃げ出さずに自分と向き合い、心の中からおそれや不安を追い出すこと。それがしあわせへとつながっていく道なのではないかと思います。
最初このお話をイタリア民話で読んだ時、けなげなフィオーラに心を動かされて、ぜひ彼女の物語を作りたいと思いました。フィオーラの前向きさは、知らないうちにまわりの人をも幸せにみちびいていきます。
私が勇気をもらったように、この絵本で元気や勇気をもらえる人がいて下さったら、とても嬉しいことです。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ある嵐の日、漁に出ていたお父さんの船が行方知れずになり、お母さんは悲しみのあまり病気に。 フィオ-ラの一家は、火が消えたように暗くなってしまい・・・。「知ってるかい? あの漁師の家が、急に不幸になったわけを」「知ってるとも。嫉み深い“不幸の魔女”が、フィオ-ラの“幸せの星”を、横取りしてしまったからさ。それ以来、一家は災難つづきってわけだ」・・・「私のせいで、これ以上みんなを、辛いめにあわせってはいけない」と、フィオ-ラは身支度を整えると、そっと我が家を後にした「さようなら。どうかお元気で!」・・・〟

    ~作者<たなか鮎子>さんからのメッセージ~
    誰も「不幸」にはなりたくありません。でも、残念ながら、それはどんな人の上にも、思いがけなく降りかかってくるものです。 そんな時、不幸から自分を救えるのは、自分しかいないのではないか、と思います。 どんな状況になっても、逃げ出さずに自分と向き合い、心の中から怖れや不安を追い出すこと。 それが幸せへと繋がっていく道なのではないかと思います・・・。

  • 「運命は、じぶんの力できりひらくもの!
    幸運の星をぬすまれたフィオーラは、不運つづき。でも、このままでは大好きな家族のもとへいつまでたっても帰れない……そう思って不幸の魔女に立ち向かいます。]
    イタリア民話(『みどりの小鳥―イタリア民話集』イタロ・カルヴィーノ)をベースにした創作絵本

  • 幸せに暮らす一家を妬んだ“ふこうのまじょ”が、末っ子フィオーラの“しあわせの星”を盗んだことから災難が続き、家を出た彼女はどこへ行っても不幸ばかり。
    登場時に魔女汚いなぁと思ったら、それが伏線だったのか!
    小綺麗な洗濯屋に汚い魔女は寄りつかないというペペリーナの主張も存在も頼もしい。
    魔女vs女の子という童話にありがちな設定だが、退治の決め手のアイテムがちょっと変わってておもしろかったな。本来の使い方なんだけど、ここで普通に使うとは思わなかったw魔女の変化も斬新。
    「ハッピーエンドだね」と7歳息子もお気に入り。

    息子に読み聞かせをしていたら、同じ部屋にいた旦那が登場人物のフィオーラとペペリーナを耳にして、すかさず「それ歯磨き粉(ピュオーラ)とペペロンチーノの話?」とくそ真面目な顔で聞いてきた。マジか!?そんなわけないやろ~笑

  • 昔話風の仕上がりで、難しい表現なく最後までドキドキしながら読ませる本でとっても良かった。絵も今の子に受け入れられそうなタッチで絵と文字の配置も良く考えられている。★4.5位あるかな。買うか買わないか微妙なラインでした(★5は必ず本棚に入れようと思っている)。

  • ふこうのまじょにしあわせの星をよこどりされてしまったフィオーラですが、前向きな心は持ち続け…
    イタリア民話を下敷きに創作したお話。

  • 「手から手へ・11、3、2011震災後のメッセージ」展 参加者

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    「運命は、じぶんの力できりひらくもの!
    幸運の星をぬすまれたフィオーラは、不運つづき。でも、このままでは大好きな家族のもとへいつまでたっても帰れない……そう思って不幸の魔女に立ち向かいます。

    ・作/たなか鮎子さんからのメッセージ
    誰も「ふこう」にはなりたくありません。でも、残念ながらそれはどんな人の上にも、思いがけなく降りかかってくるものです。
    そんな時、不幸から自分を救えるのは、自分しかいないのではないか、と思います。どんな状況になっても、逃げ出さずに自分と向き合い、心の中からおそれや不安を追い出すこと。それがしあわせへとつながっていく道なのではないかと思います。
    最初このお話をイタリア民話で読んだ時、けなげなフィオーラに心を動かされて、ぜひ彼女の物語を作りたいと思いました。フィオーラの前向きさは、知らないうちにまわりの人をも幸せにみちびいていきます。
    私が勇気をもらったように、この絵本で元気や勇気をもらえる人がいて下さったら、とても嬉しいことです。」

    たなか鮎子 - Ayuko Tanaka Website
    http://www.ayukotanaka.com/

  • 2012年6月18日

    装丁/田中久子(ENSEMBLE)

  • 絵がきれいだけど、話はいまいち。

  • イタリア民話『不幸な星の下の娘』を下敷きに創作されたもの。
    不幸の魔女に《しあわせの星》を奪われ、家族が不幸になるのを放っておくことができないフィオーラが知恵と勇気を胸に旅立つ物語。
    こう書くとよくある話の一つなのだが、この物語の一風変わったところは魔女の倒し方である。
    なんと世話になった洗濯女からプレゼントされた石鹸で魔女を洗い、綺麗にすることで不幸の力を奪うのである。
    しかも綺麗になった不幸の魔女は改心し、遠い未来では《幸せの魔女》と呼ばれるようになるという結末付きで。
    これが男主人公であれば剣や魔法を持ち出すであろうところを、非常に家庭的な方法で解決するというところがこの物語の凄さだと思う。
    たなか鮎子さんの、特に青味のある絵のページがとても綺麗で見どころの多い絵本。

  • フィオーラの幸せの輝きが悪い魔女に奪われてしまい家族が不幸に。
    旅に出たフィオーラの行く先々で悪いことが起こる。
    最後にたどり着いた人のところでもらったせっけんを魔女の城へ行って使うと魔女はきれいになり、いい魔女になった。
    幸せの輝きを取り戻したフィオーラの一家はまた幸せな生活を取り戻す。


    幸せの輝きが魔女に奪われたのが唐突に感た。

    絵は背景の色遣いがきれい。

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著者プロフィール

絵本作家、イラストレーター。ピコグラフィカパブリッシング&デザイン主宰。1972年生まれ。ベルリン在住。 ロンドン芸術大学チェルシー校大学院修了。2000年ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選。主な絵本に『かいぶつトロルのまほうのおしろ』(アリス館刊)、『フィオーラとふこうのまじょ』(講談社刊)など。

「2018年 『愛の本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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