これ、もっていき (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2011年5月31日発売)
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感想 : 11
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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061324718

作品紹介・あらすじ

「これ もっていき」と男の子に声をかけて登場する人(もの)たちと、どんどんエスカレートしていく「もっていくもの」が、読者をハラハラワクワクさせます。
真夏の畑や草むらや空が、伊藤秀男さんの素晴らしい色彩で表現され、主人公の男の子と一緒に夏の午後を一気に走り抜ける爽快感のある絵本です。
おかあさんにおつかいを頼まれ、やおやさんでトウモロコシを買っての帰り道。
「これ もっていき」と、いろいろな人に声をかけられます。
畑できゅうりを渡してくれた農家のおじちゃん。また少し行くと、庭先からトマトを渡してくれた近所のおばあちゃん。つぎに声をかけてきたのは、なんとお地蔵さま。その次は空の上から声がして……。

感想・レビュー・書評

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  • 田舎では 普通によくある風景

    だけども・・・ 都会の子は わからないかもね。

    お使いのかえり道
    出会う人達の 「これ もっていき」
    さぁ 何を勧められてるのかな?

    絵に力がある 夏の一コマの絵本です。

  • これ、もっていき。関西人のやさしさといい意味でのあつかましさのある絵本。

  • 絵がダイナミック。夏に読ませたい本。

  • 妻の読み聞かせ本シリーズ。絵が個性的なのはそれはそれでいいのだが、少々見づらく、ちょっと厳しいかな。でも、かつてあった田舎の情景が出ていてほのぼのします。関西弁がちゃんとしてれば、結構うまくいくかも。今の季節にぴったりだし。

  • お母さんにお使いを頼まれた帰り道、野菜などいろいろなものをもらいます。その様子がとてもほほえましいです。

  • 迫力のある 入道雲のページ!!

  • 24年度(4-2)

  • おもしろいんだけど……。
    絵が、ごちゃっとしてて、わかりにくい気が……。

  • 「これ、もっていき」と声をかけてくれる人たち、お地蔵さん???雨雲!? お野菜もらうのはいいけれど、ありがた迷惑なものまでも。

    大阪弁の楽しい絵本。

  • ・関西弁。
    ・夏の田園風景。やおやさんからの帰り道、「これ、もっていき」と呼びかける声。きゅうりやトマトは嬉しいけれど、ちょっとご遠慮したいおすそ分けもあるようで。

    ・くっきりした絵ではないが、遠目にも鮮やかで、違う魅力がある。

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著者プロフィール

村上しいこ(むらかみしいこ)
三重県生まれ。
『うたうとは小さないのちひろいあげ』で第53回野間児童文芸賞受賞。おもな作品に「へんなともだち マンホーくん」シリーズ(たかいよしかず・絵)、「七転びダッシュ!」シリーズなど。
ホームページ
http://shiiko222.web.fc2.com/

「2023年 『防災室の日曜日 はんにんをつかまえろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村上しいこの作品

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