おばけサーカス (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2011年10月19日発売)
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本棚登録 : 133
感想 : 16
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  • 本 ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324855

作品紹介・あらすじ

三十余年の時を経てよみがえる名作。
ひろばにやってきたサーカス。けいこをしていたのは……
待望の新装復刊

広場にやってきた「おばけサーカス」って? 「おばけサーカス」は、本物のおばけのサーカス。お父さんのムチで練習に力が入ります。最後の仕上げは人間に化けること。ところが、朝になると彼らは……。

感想・レビュー・書評

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  • おばけ家族のおばけサーカス

    文章のあたたかさから、サーカスが来る広場の温度を感じられるよう。終わりは爽やかで心地よい雰囲気。

  • ハロウィンシーズンなので読み聞かせ用に借りてみた。うちの子にはあまり刺さらなかった。おばけたちがそうだと気付かれぬようサーカスの練習をしていく様子はクスリと楽しめる内容ではあった。

  • 不思議なお話。一回ではよさが十分にわからない。繰り返し読むともっと面白く感じるかもしれない。かみさまのめがねに余韻が似ている。

  • 2021.10 5-3

  • おばけの赤ちゃんがかわいい。

  • 大きな広場にある日サーカスのテントが立ちました。
    おばけサーカスとあります。
    人々はわくわくしながら待っていました。
    サーカスの団員は、おばけのおとうさん、おばけのおかあさん、おばけのおじいさん、おばけのおばあさん、おばけのおにいさん、おばけのおねえさん、おばけのあかちゃん。
    ある夜、日頃の特訓の成果を、みんなで披露して一夜だけのサーカスが開かれました。
    上達したみんなの演技に大満足したおばけの家族は、テントをたたみ、翌朝くらいうちに広場を後にしました。
    明るくなって愉しみに集まった人々は何にもない広場で首をかしげるのでした。


    平成28年3月8日(火)  5-2

  • フワフワと、心も体も軽くなるような不思議お話。
    でも、最後が何だかわからない。
    お披露目しないのかしらん・・・?
    作者の隠された意味がある?
    わからなーい、不思議なお話。

  • シュール。

  • いつのまにかあらわれ誰にもサーカスを披露しないで消えてしまうおばけサーカス。その感じがとてもおばけらしいなって思ったりしました。

  • 佐野洋子さんはこんなに優しいタッチの絵も描けるんだな。
    ぺろぺろを“匹”と数えてる。おにいさんの出し物がきれい。

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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