空の絵本 (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.06
  • (36)
  • (24)
  • (21)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 354
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324879

作品紹介・あらすじ

詩人・長田弘が生みだした美しいことばの粒。かけがえのない一日一日の鮮やかさ。絵本作家・荒井良二がかみしめ、味わって、一枚一枚の絵に描ききった珠玉の一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 茜色の夜明けの空、湿り気をいっぱいに含んだ夏空に浮かぶ重そうな雲、たなびくうす雲に見え隠れする名月、いろいろな情感といっしょに空の風景は心の中にある。

    物語のはじめから最後まで、力強く、躍動感あふれた絵が続きます。嵐が始まり、雨がやみ、夕暮れの静かな時を迎え、やがて静かな月夜に移りゆく風景。長田さんのリズムのある文章とともに、深く語らいかける。

    嵐の風の音、雨上りの森の匂い、夜空に冴えわたる月の光、星達がまたたく音も聞こえてくるようです。

    表紙の青い空から、裏表紙の月夜の空まで、自然の中に生き生きとした空の変化が、音や色、匂いや冷たい雫、五感いっぱいに広がってきます。

  • 私は空を見るのが大好きです。
    特に青空と白い雲。
    辛い時、悲しい時には特に空を眺めたくなります。
    大きくて広い空を眺めていると、ちっぽけなことに悩んでいる自分を客観的に見つめることができ、「大丈夫、大丈夫」と元気をもらえる気がします。

    この絵本の表紙が大好きな青空だったので借りましたが、読んでみると雨が降り始めたところからスタート。
    大雨、雷、風、光、夜空・・・空の様々な表情を見ることができます。

    2011年、出版。
    長田さんは福島、荒井さんは山形生まれとのことでお二人のふるさとへの熱い思いが絵本になっているような気がしました。
    たくさんの人々がこの絵本で元気をもらえますように・・・

    同じコンビの『森の絵本』もぜひ読みたくなりました。

    • 8minaさん
      はぴさん、こんにちは。
      青い空と白い雲。雲が元気な夏ですね。
      私も小さいころ、屋根に上ってぼんやり雲を眺めるのが好きでした。春の暖かな日...
      はぴさん、こんにちは。
      青い空と白い雲。雲が元気な夏ですね。
      私も小さいころ、屋根に上ってぼんやり雲を眺めるのが好きでした。春の暖かな日は背中の瓦が温かく、猫のよう。
      この本から伝わる感じがとても好きです。
      2014/07/26
    • はぴさん
      8minaさん、こんにちは。
      この表紙みたいな空がよく見られる時期ですね^^
      8minaさんの小さいころの思い出・・・とっても素敵です♪...
      8minaさん、こんにちは。
      この表紙みたいな空がよく見られる時期ですね^^
      8minaさんの小さいころの思い出・・・とっても素敵です♪
      私も小さいころ、寝転んで雲を眺めた思い出があります。
      雲の形が変わっていくのが不思議で面白くて、ずっと眺めていた記憶があります。
      空をぼんやり眺める時間をまたゆっくり取りたいなと思いました。
      2014/07/26
  • 面白い文章だなって思ったら長田さんは詩人なんだ。

    雨が降り出す空から始まり、激しい雨、雨がやみ、だんだん晴れてきて、日がくれて、夜の空になって、おやすみ… そんな様子を「だん、だだん、だんだん」リズミカルに書き上げたシンプルな絵本。
    荒井さんの力強い絵が長田さんの文を盛り上げる。

  • 原画展を偶然見に行きましたが、荒井さんの自然の描写はのびのびと広大で見ていて気持ちのいいものでした。
    長田弘さんの文字のリズムも心地よかったです。

    草木のしずくが零れ落ちる表現が印象的。

  • 荒井良二さんの素敵な絵!
    目をこらすと、ちいさなちいさないきものがあちらこちらにいます。

  • 荒井良二さんの絵が心に沁みる。
    いろんな表情を見せてくれる空が好き。

  • 絵本。言葉も絵もとても力強い。ページを開くたびに吸い込まれるような気迫を感じた。

  • 空が徐々に変化していく様子を描いた絵本。
    絵、詩ともに素敵です。

  • 大人も楽しめる絵本。 
    図書館で借りたけれど、何度もページをめくりたくなるから、本屋で買おうっと。 手元に置いておきたい絵本です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「大人も楽しめる絵本。」
      シンプルで、すーっと沁み込んでくる長田弘の言葉と、激しいタッチの荒井良二の絵がピッタリです。
      「大人も楽しめる絵本。」
      シンプルで、すーっと沁み込んでくる長田弘の言葉と、激しいタッチの荒井良二の絵がピッタリです。
      2013/09/19
  • 長田弘×荒井良二のとても素敵な絵本

    荒井さんの絵がとても素晴らしくて
    美術館に行ったような気持になれる。

    長田さんのリズムある詩とも非常にマッチしていて
    お気に入りの一冊。

    ただ、一か所
    「運命 みたいに たたきつけ」
    という一文がどうもひっかかってしまった。
    この手の絵本で「運命」という言葉は個人的にはどうもしっくりこないような気がした。

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

詩人。1939年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部卒業。1971-72年北米アイオワ大学国際創作プログラム客員詩人。毎日出版文化賞(82)桑原武夫学芸賞(98)講談社出版文化賞(2000)詩歌文学館賞(09)三好達治賞(10)毎日芸術賞(14)などを受賞。2015年5月3日死去。

「2017年 『エミリ・ディキンスン家のネズミ  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長田弘の作品

空の絵本 (講談社の創作絵本)を本棚に登録しているひと

ツイートする