- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061324909
作品紹介・あらすじ
むかし、わがままなとのさまが、家来をつれ、狩りにでかけました。そのとちゅうで猿まわしを見かけ、自分のうつぼ(矢入れ)にしようと、猿の毛皮をよこせと無理難題をいいつけます。弓矢でおどされ、泣く泣く子猿をうつことにした猿まわし、せめて苦しまないように我が手でと、棒をふりかぶると、猿は合図とかんちがいをし、芸を始めます。その姿に猿まわしは、やはりうてぬ、と涙を流し、猿まわしたちの情愛に、とのさまは…。読みきかせ3歳から、ひとり読み小学校低学年から。
感想・レビュー・書評
-
狂言「靫猿」をみたくなりました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
狂言を絵本にしたもの。
-
「うつぼ」とは持ち歩ける筒型の矢入れ具のこと。さるまわしのやさしさ、猿のいじらしさ、そして結局は大団円でやさしい感じがするのです。
-
意外とオチが・・・平凡。
-
あーよかった‥!
さるまわしの猿の毛皮をよこせというお殿様
泣く泣く自ら猿を殺そうとしたら猿が合図だと思って芸をはじめて
そのいじらしい姿に殿様も涙し大団円
って話
笑える要素はなかった
殿様ひどい -
絵がおなじみの西村さんで、迫力ある。話は有名なのだろうけど、そんなに楽しめなかった私…。うつぼとは、持ち歩ける筒型の矢を入れる道具のこと。