シールの かくれんぼ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 142
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061325067

作品紹介・あらすじ

おかあさんには、ないしょだよ。シールを壁に貼って遊んでいたなおきくん。そこに、お母さんがやってきて…!?第33回講談社絵本新人賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 6分30秒★ハラハラドキドキ!シールは、子どもの大好きなアイテムの一つ。なおきくんの不思議な体験。

  • 部屋の壁いっぱいにシールを貼った男の子、なおきくん。お母さんに見つからないように壁にぴたりと体を寄せると、なんとそのままシールになって壁にくっついてしまいました。
    展開のおもしろさ!

  • シールを壁にはって遊んでいたなおきくんは気づいたら自分自身もシールになって壁にはられていた。
    なかなか面白い観点からの絵本だ。

  • シールは楽しい。
    壁には貼らないで欲しいけど。

  • こともが自ら持ってきた本。シールのが好きなのでえらんだのかも。シールがネタの絵本で、親的にはヒットだけど、1度だけ読んで以降リクエストはなかった。

  • 壁に貼るシールって楽しいですよね。でも、ママに怒られるのは、間違いない。ママから隠れようと壁に体を寄せた瞬間…可愛く楽しい展開にドキドキします。

  • なおきくんがおもちゃ箱の中から使っていないシールを発見する。
    自動車、食べ物、怪獣。
    夢中で壁にぺたぺたと貼っていく。
    だいたい貼り終わったところで、お母さんが自分を呼んでいることに気が付く。
    壁にシールを貼ったなんてばれたら怒られてしまう。
    体で壁を隠してシールを見られないようにするなおきくん。
    お母さんの声が近づいて来るけれど、どうやらなおきくんにもシールにも気付かなかったらしい。
    ほっとして壁から離れようとするけれど、離れない。
    なんとなおきくんの体はシールになって壁にぴったりとくっついていたのだった。
    目の前にはかっこいい自動車。
    お腹が空いてきたので、隣のおいしそうなお菓子のもとへ行こうとするけれど、なかなか手足が離れない。
    思いっきり引っ張ると痛い。
    苦労して剥がして体の向きを変えようとしたら、バランスを崩して怖い怪獣のシールが貼ってあるところに向かってしまう。
    怖いよ、助けて、と思っているとお母さんが壁に貼ってあるシールに気付いてしまった。
    剥がれなくなってしまう、と大急ぎでシールを剥がしていくお母さん。
    怪獣からのシールからは逃れられたけれど、そんなに乱暴に剥がされたら破れてしまうかもしれない…。
    ところが、お母さんはなおきくんそっくりのシールを見つけて笑いながらそっと剥がすのだった。
    そして、自分のおしりのポケットに貼ってみる。
    お母さんのいい匂いでいっぱい。
    なおきくんはこのままシールでもいいやとまで思う。
    粘着力の弱くなったなおきくんシールはポケットからも剥がれて床に落ちてしまう。
    すると同時に元の姿に。
    お母さんはまだなおきくん探している。
    なおきくんはお母さんの後ろにぴたりとくっつくのだった。

    シールをペタペタ貼るのは楽しい。
    どうしてあんなに楽しいのだろう。

    なおきくんそっくりのシール(本当は本人だけれど)を丁寧に剥がすお母さんが微笑ましい。

    最後のシールのようにぴたりとお母さんにくっつくなおきくんがいい。

  • シールになってしまったなおきくんの奮闘ぶりがとてもかわいらしいです。

  • 第33回講談社絵本新人賞受賞作。講談社繋がりのグループ展チトチト展に出展するとのことで読んでみた。
    林さん風のリアルな子どもにきちんとした画風。子ども大好きなシールに着目、そして接着!現実とファンタジーのほどよい王道な絵本で良かったです。普通に上手過ぎて新人って感じないかも。
    シールに絡めたラストもいい。

  • シール遊びという子供に身近な題材で、小さい子から楽しめそうなお話。
    予期せぬ展開。
    (読んだ時期:6歳)

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著者プロフィール

1979年生まれ。
立命館大学卒業。
絵本ワークショップ「あとさき塾」出身。
本作品で、第33回講談社絵本新人賞受賞。

「2012年 『シールの かくれんぼ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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