よみきかせ日本昔話 さんまいのおふだ (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2012年8月24日発売)
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感想 : 8
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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061325227

作品紹介・あらすじ

おしょうさんのおつかいに、山の奥へ入っていったこぞうさん。暗くなって一晩泊めてもらった家は、なんとやまんばの家だったのでした……。
おふだでピンチを切り抜けるシーンは爽快で、おしょうさんとやまんばが対峙する結末も鮮やかな、楽しい昔話。短いお話、“おはなしもうひとつ”は「かぐやひめ」。
昔話に造詣が深く、小学生に絶大な人気を誇る作家・石崎洋司氏による読みやすい文章と、あたたかい筆致でファンをひきつける絵本作家・大島妙子氏による絶妙なおそろしさの絵でおくります。
全かな、5~6歳児向け。

感想・レビュー・書評

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  • 何度読んでも結末が面白い。
    大好きな絵本。

  • おふだも小僧の願いを聞いて力を発揮するけど、やまんばがおふだの力をものともしないでお寺まで追ってくるのが子どもの頃絶望的に怖かったなぁ。
    でもユーモラスで頓智の効いたラストが絶妙なスパイスとなって、怖いだけで終わらないところが好きな昔話。
    読み聞かせ中“おばば”を「おばあさんでしょ」と丁寧に訂正する余裕綽々の5歳7ヶ月の息子。読み終えて「小僧さんだったらどうする?」と聞いたら「やめて!それ言わないで!」とちょいギレwやっぱ怖かったか~w
    猫まみれでくつろぐ和尚さんやド迫力のやまんばの絵の遊び心も楽しい。

  • 2-4 2020/01/15

  • 5歳6ヶ月男児。
    久しぶりのホラー系で、興味津々な感じで覚えたての文字を一生懸命読んでいた。
    「『長靴をはいたネコ』と同じだね!」とのこと。
    なるほどね、と唸りました。

  • 昔話絵本。表情だけでなくポーズでも子どもたちを怖がらせにかかっている山姥が、少し面白い。

  • 化け物を豆に化けさせ、食べちゃうなんて、小気味良いわねー

  • トイレのくだりと、オチが大人気。

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著者プロフィール

東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。
『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞。
主な著書に、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、
『杉原千畝 命のビザ』『福沢諭吉 「自由」を創る』(講談社火の鳥伝記文庫)、
翻訳の仕事に『クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物』(講談社)、
「講談えほん」シリーズ(講談社)、「少年弁護士セオの事件簿」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2023年 『黒魔女さんと最後の戦い 6年1組 黒魔女さんが通る!!(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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