- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061325456
作品紹介・あらすじ
村上しいこのパワフル絵本、第3弾! 今度は、一目ですっぱ~くなる、“梅干し”をめぐるお話です。
毎年、縁側で梅干しを漬けるおばあちゃん。そのようすを、すぐそばにいる「わたし」がながめています。
「もう、たべられる?」「まだだよ まだだよ」
ふたりのそんなかけあいと、めぐる季節の先に、とっておきのおいしいひとときが――。今の時代、つい忘れがちな、待つことの楽しみを思い出させてくれます。
感想・レビュー・書評
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4分くらい。
おばあちゃんが、梅干しを作ります。
私は、「もうたべられる?」
「まだだよまだだよ」
とおばあちゃん。
春になって、出来上がった梅干しをおにぎりにして、
外でおいしくいただきます。 -
ある夏の日、女の子のおばあちゃんが梅干しを作っていた。
漬物の甕に入れた後は、取り出して塩を混ぜたり、紫のしその葉を入れたり、天日干ししたり、風に乾かしたり。
女の子がそろそろいいかな、食べられるかなと思ってもおばあちゃんはまだだよ、と言うのみ。
夏が終わり、秋が過ぎ、冬になってもまだだよ。
女の子が梅干しの存在を忘れた春、おばあちゃんが梅干しを取り出す。
おにぎりを作ってその中に梅を入れ、一緒に海へ。
海の潮の香り、風の臭いと一緒に食べるすっぱい梅干しは格別。
私にも作れるかな、と女の子。
そんな女の子におばあちゃんはゆっくりでいいんだよ、と。
梅干し作りの手順が少し分かる。
うめぼしが食べたくなる。 -
読み進めていくと 口の中が じわ~~( ̄* ̄)
梅干しおにぎりが 食べたくなりました♪ -
絵本(の対象年齢にしては)最後のオチが少しわかりにくかったかも。