じつは よるの ほんだなは (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
3.98
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本棚登録 : 178
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061325845

作品紹介・あらすじ

本作は、第34回講談社絵本新人賞佳作を受賞した澤野秋文氏の第二作です。2013年に刊行されたデビュー作『それなら いい いえ ありますよ』は、緻密で鮮やかなイラストと、昔話のような教訓が入った見事なストーリーが好評を博し、第6回MOE絵本屋さん大賞新人賞5位を受賞、4刷まで版を重ねています。澤野氏の作品の魅力はなんといっても、その「卓越した画力」にあります。細部まで緻密に描き込まれたタッチ、映画のようにダイナミックな視点で描かれた構図など、見ごたえのある画風が特徴です。
 本作は、その澤野氏の絵の魅力が存分につまった一冊。みんなが寝静まってからの「夜の本棚」が舞台です。実は、夜中の本棚では、本の中の挿絵たちが飛び出して大騒ぎだった……というところからお話は始まります。挿絵たちにとって、夜は遠慮なく遊べる楽しい時間。動物図鑑の「りす」が、木の実を探して植物図鑑に遊びに行ったり、「桃太郎」が強い仲間をほかの昔話の絵本に探しに行ったりと、てんやわんや。そんな挿絵たちを見張っているのが、犬張子の「こたろう」なのですが、連日大忙しのこたろうは、思わずうとうとしてしまい……。なんと、気づいた時には、ほかの本から帰ってこない迷子の挿絵たちが大量に! 朝までに元の本に戻さなくちゃ! 
 今回は、おはなし仕立てで探し絵も楽しめる、澤野氏ならではの会心の一作。意外なところに意外なキャラクターが隠れていて、読みごたえも抜群です。

感想・レビュー・書評

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  • 夜の本棚は本から抜け出した挿絵が大騒ぎ。貼り子犬のこたろうがうっかりウトウトしてしまい。
    ウォーリー系の絵本なんだけど、とにかく絵が可愛い。
    カラフルで観ていて飽きない。
    「桃太郎、金太郎にきびだんごやってるよ。マジ?」(S10)
    表紙裏と裏表紙裏の絵まで楽しい。
    一通り読んでまた開く。
    この話ってなんだっけ?って言いながら。

  • ページからはみだしそうにていねいに描かれたイラスト
    「これは老眼鏡かけなきゃ」って思いました
    幼い人が昔話??のとき、色々話しながら読んでいくのが楽しいでしょうね
    大正か昭和の始めの雰囲気の本棚です
    《 とびだして よるのほんだな おおさわぎ 》

  • いぬはりこのこたろうカワイ〜〜〜〜

    本の中から飛び出した挿絵たちを探すの、ミッケみたいで面白かった
    物語の登場人物たち、みんな愛おしいな〜〜

  • 『ウォーリーをさがせ!』のようでたのしかった。
    ゆうれいだけはなかなか見つからなかった。
    こまかな絵のどこを見ても人やキャラクターがあんなことやこんなこと、生き生きと動き回る様子が描かれていて、すみずみまで見てたのしい。

  • 2016年8月20日

    装丁/望月志保

  •  夜になったら、本棚の本からは、挿絵の登場人物やら動物たちが抜け出して大騒ぎしているんです。
     でも大丈夫、犬張り子のこたろうが見張りをしてるから……て、居眠りしてる間に、みんないろんな本の中に入り込んじゃった!

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     違う本の中に入った登場人物たちを捜すウォーリーをさがせ的な展開。
     ウォーリーより絵は大きいけど、結構難しい。

     こたろう始め、みんなかわいい。

  • 『それならいいいえありますよ』を読んだあとに読んだが中々面白い。
    ウォーリーを探せ的な要素もあり、とても楽しめました。

  • 絵が緻密で眺めていても楽しい。娘が何度も読んでいるので聞いてみたら、うちの本棚はどうなのかな?こうなるのかな?と思っていたらしい。

  • 表紙が気に入って購入。
    河童とにわとりの親子がいい味出してます。

  • 3歳1ヵ月

    4歳4ヵ月

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著者プロフィール

1981年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。デザイナー。
第27回・第31回・第34回講談社絵本新人賞佳作受賞。2013年に、はじめての作品となる『それなら いい いえ ありますよ』(講談社)を発表。他の作品に、『たなから ぼたもち』(作・くすのきしげのり/廣済堂あかつき)、『うみのそこたんけん』(文・中川ひろたか/アリス館)、『じつは よるの ほんだなは』『こんやも バクは ねむらない』(講談社)などがある。

「2018年 『まねきねこ だいさくせん!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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