モーターのABC: オモチャから夢のモーターまで (ブルーバックス 770)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061327702

作品紹介・あらすじ

モーターというと、工場の動力モーターとひげそり機のモーターしか連想しない人が多い。実は、人間社会のあらゆるところに、さまざまな種類のモーターが利用されているのだ。パソコンのFDD装置やプリンタ、ファクシミリ、オーデイオ・ビデオ機器、数値制御工作機械、ロボツトなどでは、マイコンとトランジスタで制御されたさまざまな種類と形式のモーターが回っており、高度情報化社会は小さなモーターの大群によって支えられている。変貌するモーターの技術を、新しい目で見直そう。

感想・レビュー・書評

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  • 超音波モータの発明が、指田年生さんという日本人であることを知りました。
    図、写真も豊富でわかりやすく、モータの種類も網羅的です。

    固定子(ステータ),回転子(ロータ),巻線が電動機(モータ)の3要素であることが分かる。

    メカトロで使うロータには
    solid steel rotor
    squirrel cage roter
    salient-poled squirrel cage rotor
    semihard steel rotor
    parmanent magnet rotor
    short circuit winding rotor
    salient poled steel rotor
    commutator rotor
    という種類があるとのこと。

    クロスフローファンの写真が目次にあるが、索引には記述がありません。

  • 出身大学の先生が書かれた本。モータについてわかりやすくかかれてます。

    とりあえずグルグル何かを回転運動させたいかたは読んでいいかと思います。

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著者プロフィール

見城 尚志(けんじょう たかし)
1940年静岡市生まれ。
東北大学工学部修士課程を経てTEACに入社。職業能力開発大学校教授,
日本電産株式会社モーター基礎研究所所長などを歴任,現在はTechnical Adviser。
東北大学では教養課程の数学と物理に新鮮・深遠さを感じ,新設された電子工学科を選び,
そこで知ったアインシュタインの光電子理論を契機に相対性理論に刺激を受けた。
モーターと発電機の電磁界理論から特殊相対論に入り,非ユークリッド幾何の側面から
一般相対論を追究し続け,その集大成が本書である。
相対論は思考の視野を広げるツールであり,文明史,経済,行政に関心をもつ読者も想定して書いた。
産業のコメとされるモーターはまさに相対論の産物であるが,啓蒙を超える領域は未完であり割愛した。

「2022年 『幾何で見える 必ずわかる一般相対性理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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