SFはどこまで実現するか 重力波通信からブラック・ホール工学まで (ブルーバックス B‐801)

  • 講談社 (1989年11月20日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784061328013

作品紹介・あらすじ

地球のどこからでも瞬時の映像を届ける放送衛星は、数世代前の祖先にとっては、魔女の魔法の水晶球のように見えるだろう。過去・未来に通信を送るタキオン電話、物質を100パーセントすべてエネルギーに換える反物質燃料、恒性間旅行を可能にするレーザー帆船、ブラック・ホールから無限のエネルギーを取り出したり、タイム・マシンやスペース・ワープ機関として利用するブラック・ホール工学など、現在の私たちには魔法としか見えない未来の魔法の可能性と実現方法、SF作家でもある物理学者が詳細に検討する。

感想・レビュー・書評

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  •  最近のSFは科学公称をきちんと行っているので、SFといえど時間が経てば十分実用になるレベルにあります。
     この本はそのテクノロジーの一端をわかりやすく書かれており、SFを身近なものにさせてくれます。

  • 表題どおりのSFタネ本。
    反重力発生装置の大きさは、打ち消す重力の効果範囲を大幅に超えてしまう等、夢のあるお話がいっぱい。
    惜しむらくはすでに絶版らしいこと。

  • SFギミックの理論的背景と実際。SFネタがいっぱい詰まってて面白い。現実性はあまりないけど。

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