サル学なんでも小事典: ヒトとは何かを知るために (ブルーバックス 918)
- 講談社 (1992年5月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061329188
感想・レビュー・書評
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日本のサル学研究を領導してきた京都大学霊長類研究所が設立25周年を迎えるにあたって企画された本で、これまでのサル学の研究成果のなかからとくに一般の読者にとっても興味深いトピックを解説している本です。なお、2009年にその後の研究成果も踏まえた『新しい霊長類学―人を深く知るための100問100答』(講談社ブルーバックス)が刊行されています。
「ヒトとは何かを知るために」というサブタイトルをもっているように、サルの研究を通して人間の起源を解明するという自然人類学の観点に立って、サルの生態がわかりやすく説明されています。おもしろく読むことができましたが、個人的には日本のサル学の研究史にかんしても解説がほしかったように感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
0911『自然とかがくの絵本総解説』より
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