アイデアはいかに生まれるか―これできみも〈独創〉人間 (ブルーバックス 925)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061329256

作品紹介・あらすじ

先人の後追いをする人は、スポットライトに当たらない。人間になるには、を恐れず、時間をかけることが必要だ。今や日本は世界一の金持ち国。この日本がアメリカに巨額の特許料を払うのは、ことには矛盾しない。アメリカはかつてのイギリスに学び、日本はアメリカに学んだからだ。歴史はくり返している。日本のアインシュタインは、現代の若者、キミたちの中に確実に育っている。

感想・レビュー・書評

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  •  アンテナと電磁波が専門である科学者が、自身の研究をふまえてアイデアを生み育むノウハウを説いた本。
     ……なのだが、肝心のアイデアについての記述の多くが、『アイデアのつくり方』などの先行書の引用で成り立っている。

     とくに、ロバート・ワイスバーグの『創造性の研究』本はくり返し引用されていて、「人のふんどしで相撲をとった」と言われても仕方ない内容だ。

     また、アイデアとはなんの関係もないただの思い出話も目立つ。
     困ったことに、その思い出話の部分がわりと面白いのだが、「アイデアのつくり方」の参考にはならない。副題は「これでキミも〈独創〉人間」というものだが、こんな本を読んで「独創人間」になれたら世話はない。

     ただ、ある種のユーモア・エッセイとして愉しめる本である。たとえば、私が思わず吹き出した一節――。

    《アイデアがひらめくのは、意識という岩盤が軟弱ならばよいのであって、「三上」が本質ではない。私の経験では、ある平面アンテナのアイデアが、不謹慎ではあるが、「腹上」でひらめいたことがある。》

  • 単なるハウツー本とは違い、様々な発想法のテクニックを具体例を交え分かりやすく書いている。本書を読みつつじっくり考えてみるのもいいかもしれない。

    ただ、著者の専門の所為か工学系の話が例に多く取り上げられているのが気になった。

  • [ 内容 ]
    先人の後追いをする人は、スポットライトに当たらない。
    〈独創〉人間になるには、〈かやの外〉を恐れず、時間をかけることが必要だ。
    今や日本は世界一の金持ち国。
    この日本がアメリカに巨額の特許料を払うのは、〈日本人が独創的である〉ことには矛盾しない。
    アメリカはかつてのイギリスに学び、日本はアメリカに学んだからだ。
    歴史はくり返している。
    日本のアインシュタインは、現代の若者、キミたちの中に確実に育っている。

    [ 目次 ]
    第1章 アイデアを生むために
    第2章 アタックすべき問題はなにか
    第3章 アイデアをいかに生み出すか
    第4章 アイデアをいかに育てるか

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著者プロフィール

前東工大

「2014年 『電波工学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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