マザー・グース2 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061331495

感想・レビュー・書評

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  • 1と比べて子供向けからやや離れてきた?当時の差別的な唄や実際の事件を揶揄したものも数点あり(それも割りと血生臭い感じで)風刺的な感じが良いかも。それにしても殺すだの死ぬだのストレートだなぁ…。例え謎々だとしても。

  • 「おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはマザー・グースのおっかさんもいよいよ登場。全4巻。」

    『<読む>という冒険』佐藤和哉著 岩波ジュニア新書より:
    「ブックガイド:岩波少年文庫『よりぬきマザーグース』、谷川俊太郎訳のほぼ全てを収めているのが『マザー・グース1-4』講談社文庫。北原白秋の『まざあ・ぐうず』は青空文庫で読める。その他、マザー・グースいついては多くの絵本が出版されている。」

  • 楽しい。1より有名どころはない気がする。そして残虐さが増す。イラストと谷川俊太郎の訳詩がすごくマッチする。平野レミの旦那さんだったとは…!

  • 原文が載ってるのがつよいっす。

  • ママ資料用:私の持っているのは昭和56年版。もしかしら多少いろいろ内容が変わっているのかも?
    とにかく全く英語に関係ないときに、谷川俊太郎さんの訳詩の方が読みたくて買ったもの。
    今は英語の全詩と、解説、訳とそれぞれに楽しんでいます。

  • 昭和60.4.10 2刷 ¥300
    おもしろくってくそまじめ、ナンセンスでまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい絵がついた。この巻には、頭をひねるマカフシギな唄やなぞなぞで百九篇。全四巻。

  • 080720(c 080919)
    091209(c 091220)

  • 谷川俊太郎さんの訳と和田誠さんのマザーグース、第2巻です。章立ては「ちっちゃなうた」「あんなひと こんなひと」です。「ちっちゃなうた」は短い歌を集めたもの。イギリスだけではなく、「ヤンキー・ドゥードゥル」のようなアメリカ民謡と化した歌や、クリスティーの戯曲「ねずみとり」にも出てくる"Three blind mice"が紹介されています。「あんな-」では、名前のついた人が主人公の歌を集めています。たとえば、「エルシー・マーリイ」といえばうしろに何が来て、どんな人なのかイギリス人にはわかる、とかいう感じの歌。日本の民謡でいえば「小原庄助さん、朝寝朝酒朝湯が大好きで…」といったところでしょうか。マザー・グースの歌ももちろん、この章に分類されています。後ろの原詩索引と解説も含めて、イギリス文学の好きなかた、イギリス文学を志す学生さんには必携かなぁと思います。私は本棚の整理に1度処分して、10年くらい経ってどうしても必要になって買いなおしました(笑)。

  • 借本。
    「1巻に続けー」で読んでみた。
    少しだけ良さがわかってきたけど、ついていけない感が…
    良さがわからず終い。

  • ヘンテコで不思議。ナンセンスな詩が大好きです。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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