いちねんせいの1年間 ぼくら ちきゅうじん だいひょう! (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.59
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本棚登録 : 228
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061332737

作品紹介・あらすじ

小学1年生の生活は、初めてのことや慣れないことの連続。生活のちいさな場面での葛藤をやさしく取り上げ、不安な気持ちを代弁したり、できないことができるようになる喜びをそっと伝えたり、子どもにもおとなにも肯定感あふれる物語を紡ぎます。全6作で、それぞれ画家は違います。
 本作でタッグを組んだのは、元小学校教員で、学校をテーマにした作品に定評があるくすのきしげのり氏と、「給食番長」シリーズ(好学社)や「ぼくだってウルトラマン」シリーズ(講談社)などで、子どもたちに人気のある、よしながこうたく氏です。
 2人が描くテーマは、子どもたちが大好きな、「遠足」。学校から1歩足を踏み出せば、そこは外の社会。「小学校代表」どころか、「日本代表」「地球人代表」として、しっかりとした行動が求められます、と話す先生に、ドキドキしながらも、胸を張って歩く主人公の3人組。お弁当を食べたあとの後片付けもしっかりこなし、散歩していると、なんと宇宙人に出会ってしまった!? というようにお話が進んでいきます。
 周到に用意された数々の笑いどころ、ほっこり心があったかくなるラストなど、見どころ満載の1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 個性的でダイナミックな絵が見ていて楽しい。子供達が誇りを持って地球人代表として頑張る姿は素晴らしいなと思う。

  • 絵の迫力と地球人という発想と想像は面白い。
    でも、ちょっと説教臭いなあ。
    マナーは守らなきゃいけないけど、遠足ってもっと単純に楽しんでもいいのでは・・・。

  • 再読記録に。

  • 2021.6.10 1-3

  • 2021.06.10 1-3ち

  • 息子6歳8ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    小学生になったばかりの息子に、小学校生活つながりの絵本を。

    あとがきが参考になる。
    「地球人代表として行動しましょう」って使えそうなフレーズ。

    幼稚園のときは「◯◯すると、『かっこいい』ね」と、言って、集団行動をさせたりマナーの話をしたりしていましたが、もうそれは効かなくなってきていまして…。
    毎日怒ってばかりです。

    息子はというと、この絵本が気に入って、地球人代表として行動している男の子がかぶっている「かぶと」を工作で作りはしゃいでいました。
    だんし〜

  • 2-3 2016/12/07

    **********
    「遠足」で。
    くすのきしげのりの、「いちねんせいの1年間」シリーズ六冊のうちの一冊。

  • インパクトのある絵と。こどもの乗せ方がうまい。
    関西弁で読むのが楽しい。
    4歳半にちょうどいい文字の量と展開。小学生になるのを楽しみにしてくれたらいいな。

  • 5歳児の年度末の時期か、小学生に。

    インパクトのあるイラストと、繰り返される「地球人代表」
    とても面白いのですが、多少中だるみ(?)感がしてしまって、
    でもそこは読み手の力量次第なんだろうか。
    聞いていた子どもは、とても面白かったようです。
    またリベンジしたい。

  • 1年生の読み聞かせに行くのに本を探してたまたま見つけたので持っていったのですが、
    「いちねんせいの1年間」シリーズのようでした。
    もう1年生も終わりなので今後使えませんが(笑)

    ★★★
    1年生たちが遠足に行きます。
    「みんなは学校の代表として恥ずかしくない行動をしましょう。
    外国人に会ったら日本人代表、
    宇宙人に会ったら地球人代表として行動しましょう」
    「ええー!宇宙人ー!地球人代表ー!!」
    こどもたちは遠足の先で”ちきゅうじんだいひょう”として立派に過ごそうとします。
    ★★★

    絵が明快で分かり易く、子供たちも楽しんでいたと思います。

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著者プロフィール

児童文学作家。1961年生まれ。徳島県鳴門市在住。鳴門教育大学大学院修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などをへて、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行う。絵本の主な作品に『おこだでませんように』(小学館)、『Life(ライフ)』(瑞雲舎)、『ええところ』(学研)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)、『あなたの一日が世界を変える』(PHP研究所)、「いちねんせいの一年間」シリーズなど多数。2019年、新しい文学のスタイルにチャレンジした短編集『海の見える丘 あなたの未来へ贈る5つのものがたり』)(星の環会)を上梓。

「2020年 『5つの風の絵ものがたり(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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