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本 ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784061332751
作品紹介・あらすじ
昔、少女のもとにいた人形は、その後長いことオルゴールの上で音楽に合わせて踊るオルゴール人形の「くるくるちゃん」として生きていました。やがて、風の気まぐれで、くるくるちゃんは広い世界へ飛び出していきます。人形作家でもある著者が、独特の繊細なタッチでその小さな体から眺めた世界を描き出します。人の手にわたっていく人形の、ふしぎな運命を描いた味わいぶかいお話。第47回講談社出版文化賞絵本賞受賞作。
昔、少女のもとにいた人形は、その後長いことオルゴールの上で音楽に合わせて踊るオルゴール人形の「くるくるちゃん」として生きていました。やがて、風の気まぐれで、くるくるちゃんは広い世界へ飛び出していきます。
人形作家でもある著者が、独特の繊細なタッチでその小さな体から眺めた世界を描き出します。
第47回講談社出版文化賞絵本賞受賞作。
人から人の手にわたっていく人形の、ふしぎな運命をえがいた、味わいぶかいお話。
感想・レビュー・書評
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こみねゆらさんの絵本ですね。
おにんぎょうのくるくるちゃんは むかし、ちいさなおんなのこと くらしていました。
おんなのこは くるくるちゃんを、
ミトちゃんとよびました。
おんなのことの たのしいひびは いつしか すぎてゆきました。
きがつくと、くるくるちゃんは はくぶつかんのなかで、オルゴールにんぎょうとして おどっていました。
オルゴールのねじがまかれると、にんぎょうたちのでばんです。
みぎへくるり。ひだりへくるり。
おんがくにあわせて まわります。
みぎへくるり。ひだりへくるり。
だけど くるくるちゃんだけ、みんなとちょうしが
あいません。
くるくるちゃんは セルロイドで できていました。とうきでできた ほかのにんぎょうとは ちがって、はねのように かるかったのです。
くるくるちゃんは とうきでできた にんぎょうと
いれかえられました。
くるくるちゃんは どうなるのでしょう?
おにんぎょうのくるくるちゃんのお話です。
こみねゆらさんが、くるくるちゃんが活きているように冒険のお話をみちびきます。
落ち着いた色彩の可愛らしい絵がお話をかもし出します。
最後に、くるくるちゃんのもとの持ち主に出逢うシーンは、嬉しくなりますね(=^ェ^=)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
くるくるちゃん、さすらいの果ての再会。よかったですね。
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レトロ感あふれる表紙。
内容にドキドキするであろう子どもたち。
私もドキドキした。
よかったね、ミトちゃん♪ -
ステラレタトコロがすき
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息子6歳8ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他
オルゴールに興味をもって、箱を解体して遊んでいた息子。
オルゴールつながりで借りてみました。
内容は女の子向けなので、もしかしたら読まないかもとも思ったのですが、
意外にも静かにじっくりと読み込んでいました。 -
4-1 2015/12/16
6-1 2015/11/24 -
こういう思い出の品ってありますよね。
私も大人になってから、小さいころに大切にしていたけど、お別れしてしまっていた物に、再び巡り合ったことがあります。
なんとも暖かい気持ちになりましたが、物の方はくるくるちゃんみたいに、苦労をしたり悲しい思いをしたのかな?
くるくるちゃんは、持ち主のもとに戻れて良かったです。
著者プロフィール
こみねゆらの作品





