- Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061332935
作品紹介・あらすじ
『きもだめし』は、その名の通り、夏の風物詩である肝試しがテーマの、縦開きのしかけ絵本です。
不気味な日本人形の、おどろおどろしい肝試しへの案内から、本作は始まります。幽霊や、一つ目お化け、ろくろっくび、のっぺらぼうなど、定番のお化けや妖怪が次々に登場するのですが、一番の見どころはなんといっても、驚きの「しかけ」です。この作品は、縦にページをめくっていく縦開きの絵本ですが、お化けが出てくるページは、片観音になっています。最初にページを開くと、井戸や、地面が見えていて、そのページを上に開ければ、井戸から幽霊が現れたり、地面から骸骨が飛び出したりするのです。
思わせぶりなテキストのページがあり、それをめくると、お化けが飛び出す、という構成は、まるで実際にお化け屋敷や肝試しに行ったかのような、臨場感あふれるしかけです。
おはなし会や、親子でドキドキしながら楽しめる1冊です。5さいから~。
感想・レビュー・書評
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小さい子向けのこわい絵本ないかなと思って探していた時に見つけた絵本です。
縦開きで、しかけ絵本になっています。
初めの日本人形が既にこわい…!苦手な子は眠れなくなっちゃうかもしれません。
でも、しかけをめくるたびにいろんなおばけがでてくるから実際にきもだめししているみたいにドキドキして背筋がひんやりする絵本でした。4、5歳くらいのお子様向けです。
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2018年11月12日
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ページが縦に広がる仕掛け絵本。
市松人形、お岩さん、ガイコツ、ろくろ首、のっぺらぼうが登場。
最後に市松人形が読者の後ろにも何かがいることを言って終わる。
ちょっと怖いかも。
レビュー登録は17日だけれど、読んだのは16日。 -
おばけが次々に出てくる仕掛け絵本です。こわがらせようとしすぎてる所がイマイチかなあ。
妖怪やオバケが普通に日常に登場してくるような話や、親しみがわく話の方が、自分好みです。 -
赤い 着物の お嬢ちゃんが 一番 こわい((((;゜Д゜))) 寝る前に 読んだら 夜中、トイレに 行けなくなるわ(^o^;)
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さすが、新井先生の絵本。
絵のバランスも、最後の仕掛けも、笑顔からの怖さと、ホント大好きな絵本でオススメです。 -
夏の風物詩であるきもだめしを題材にした絵本です。
就学前の子どもはこわがってくれそうですね。
低学年になると物足りないかもしれません。
しかけ絵本にしては、しかけが物足りない気がします。
でも、とび出たり動いたりすると怖くなりすぎるかもしれませんね。