新幹線のたび ~金沢から新函館北斗、札幌へ~ (講談社の創作絵本)
- 講談社 (2016年10月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061332980
作品紹介・あらすじ
『新幹線のたび』待望の第2弾!
北陸新幹線、北海道新幹線の開業を記念して、日本海側からの壮大なパノラマ絵を描きます。雄大な北アルプス。そして、津軽海峡、北海道の大地。パノラマ絵でしか見られない、日本列島の姿。
北陸新幹線かがやきは、美しい日本海を望みながら北アルプスを越え、関東平野にたどりつきます。大宮からはやぶさは本州を北上し、青函トンネルを走り抜け、新函館駅に到着します。札幌まで、特急スーパー北斗は、有珠湾に沿って、壮大な北海道の大地を走ります。
感想・レビュー・書評
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地元の駅が出てきて嬉しい笑。
3歳なりたてには少し早かったかな??大人は見ていて楽しいので、もう少し大きくなったら再挑戦したい。
旅に出たくなる!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どのくらい時間がたったのか気になった。
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すごい!
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飛行機を使ったら2時間で到着するところを、ものすごく贅沢な金沢から札幌までの列車の旅。乗っている乗客も一捻りあって面白い!
この絵本のイヤホンガイドがあったらそれを使用して同じ列車に乗りたい(笑) -
俯瞰図ってホント分かりやすい!
多少縮尺が違うかもしれないけど(笑)
細かい地方歴史ネタが分からないところが多い…
わかったら、もっと面白いだろうなぁ! -
地図は上が北!という固定概念から離れることができ、新たな視点を得られる。
北海道を西からみた鳥瞰図が、ものすごく印象的だった。
将来鳥瞰図を描く!という夢が出来た。 -
[墨田区図書館]
同シリーズの「新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~」は、"幸せの絵本3_家族の絆編(100冊)"や"子どもを本好きにする10の秘訣(290+6)"で紹介された本。
でも今回借りてきたのは、図書館で見かけたからだったかな?今回新たに本紹介されていてちょうどいいと借りてきたんだったかな?一冊目の登録日は2012年となっているから、実に足かけ5年かかったな、実際に読むまでは。でもこの二冊目は2016年に発刊されているから、そういう意味では満を持して、かな。ダブルで読めて良かった。
いずれにせよ借りてきてからもずーーーっと延長延長で置いてあった感があったけれど、昨日ふとした弾みにこれともう一冊、シリーズで読んでいた。どこまで読んだか、流しただけかはともかく、やはり多少気になって気に入ったことは確かだろう。ちょうど長崎旅行を計画しようとしているところだったんだけれど、「長崎まで新幹線で行きたい」と言ったんだから。流石に長崎まで、というのは旅の趣旨と違ってしまうから無理なんだけれど、鹿児島までとか、長野に名古屋経由でとか、他の新幹線の旅を計画してみようかな?
少し残念だったのは、各エリアの車内図の右上に小さな時計が表示はしてあるものの、しっかりとした時間がなかったこと。ただ注意して読んでいけところどころに朝早く、とか、あと〇〇まで何時間、とか旅の最後が夕焼けになったりとか、約1日で行けていることがわからなくもないけれど、途中で時間感覚をはっきりさせたくて少しもどかしく思ってしまった。それと、一冊目冒頭に出てくる八甲田トンネルに、「新幹線のトンネルではいちばん長い」と説明があったので、青函トンネルのほうじゃないんだ??と思ってしまったけれど同じ見開きページ左上に、「日本でもっとも長い"陸上鉄道"トンネル」、とあったから、きっと青函トンネルよりは短いんだよねぇ???ちょっと誤解のある書き方は嫌だったかな。でもこの本で懸念は解消。青函トンネルは日本一長いトンネルで、長さは約53.9kmとある。そうか、このトンネルは"新幹線(だけ)のトンネル"ではないってことだったのかな?八甲田トンネルは約26.4kmとあるから、日本一長い陸上鉄道トンネルの約2倍だな。
また、折角探し絵的な要素を裏表紙に用意してあるなら、もっと探し絵、紹介絵的な説明も増やして、たまに説明のあるもの(上記の八甲田トンネルとか)に関しては、国内トップ3とかを列記するのもありなのでは、と思ったけれど、それだと盛沢山すぎてまた著者の意図からは逸れ、中途半端となってしまうものなのかしら?
ただこのままのイラストでもあまりない作りでワクワクするし楽しい。一緒に細かく読みたいと思っていたけれど、「新幹線の旅をしたい」と子どもが自分から思える本だったことを素直に喜ぼう。さて、この提案は実現できるかな? -
夏休み、金沢に済む姉弟と母3人が、父の待つ札幌まで列車の旅をする行程が、斬新な鳥瞰図風の視点で描かれている絵本。googleマップでも体験できないこの不思議な日本地図の表現、そして同時に社内の風景も時空を超えて描く手法がとてもユニーク。ウォーリーを探せのような緻密な絵の中から人々の暮らしを想ったり、登場人物が乗る列車を探すなど読み進め方が自由自在。面白い。
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金沢から北海道へ、新幹線での旅。
北陸新幹線が開通し、金沢から富山、長野、福島、岩手、青森、そして北海道へ。
表紙から能登半島がクローズアップして描かれていて、旅の間も、その土地土地の様子が細かく描かれている。電車好きの子だけでなく、社会の勉強にもなるので、みんなに見てもらいたい。