コロボックル物語別巻 小さな人のむかしの話 (児童文学創作シリーズ)

著者 :
制作 : 村上 勉 
  • 講談社
3.79
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本棚登録 : 74
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061335080

作品紹介・あらすじ

コロボックルの長老、ツムジのじいさまが話してくれた、小人たちのむかし話集。遠く古代のむかしから江戸時代までの、さまざまなタイプのお話が、この1さつでたっぷり楽しめます。

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館本】短編というより掌編で物足りなさはあるけど、あとがきにかえた余話で十分満たされた。取って付けたような感じではあるけど、“終わった話”ならば仕方がない。 これで本当の終わりだと思うと寂しくもあるけれど、今後有川さんが紡ぐであろうコロボックルの世界を期待したい。もう一度絵物語を読んでみようかな。

  • コロボックル物語の別巻。これで最終巻。

    ツムジイがまとめた、コロボックルの先祖の話。

    コロボックル、人間の誕生から、江戸時代辺りの話まで、短編なので読みやすく、どの話も大変面白かった。

  • コロボックルに伝わる昔話をまとめたという体の本。

    今までのシリーズと違わず、本当に実際に
    コロボックルという民族に伝わる昔話のようだ。
    読んでいてとても微笑ましく、楽しく読める。

    どの話も面白かったが、コロボックルに危険だと注意されてから
    ”村人たちは、たとえ茶わん一ぱいの白湯でも、庭にすてるときは大きな声でいいました。
    「ほうれ、熱いものをすてるでよう、どうかよけておくんなせい。」”
    というのが好きだった。
    何も知らない現代人なら、空耳で済ませてしまうかもしれないが
    村人全員が気をつけようと心掛けるところが素敵。

    また、筆者の言葉に
    ”物語にも人と同じように、からだと心があります。(中略)
    作者が自作について語るときは、せいぜいこのへんまでがいいとわたしは考えています。
    作品の内にふくまれているはずの、主題や思想
    -つまり物語の心-にまで言及するのは、意地でもさけたいと思います。
    作者が読者につたえたい”心”は、
    作品の中に慎重かつ存分に書きこみ、
    そのことだけで評価を受けるべきです。”
    とあったのに納得。
    筆者は謙虚に書いておられるが
    プロであるならばこうあって欲しいもの、という気がした。

  • 長男の寝る前音読本。すでにシリーズ5冊は読破。
    自分は、小学生時代に5巻まで読んでいたが、この本は最近気がついた。

    「昔のはなし」なので、レギュラー陣は出てこないのだが、あとがきで彼らの「消息」がちょっと語られてる。さとる氏が、「なぜか女子読者からフエフキに関する質問が多く...」といったことを(笑)。やっぱり、みんなおんなじだなー。
    「永遠に年を取らない登場人物でなく、リアルに時代を生かせたかった」という記述も、心に響いた。数えれば、ヒイラギノヒコたちはさとる氏とほぼ同年だし、通信社の面々もおじいちゃんになってるはず...と考えると、さびしいけど。

    本編では、シンデレラと一寸法師を合わせたような、ヒコと人間の女性の恋物語がよい。ラストで思わず泣けた。

  • いつもおもうんだけど、コロボックルシリィズの終わりって切ない。
    本当にいるのかな?どうなのかな?って幼心を刺激してるのに、何とも切なく終わってしまうからさ。
    でもファンタジーでも、こういう気持ちにさせてくれるものっていいよなあ。良い意味で子供騙すって感じでさ!私もこういうものが書けたらいいのになあ。無理!
    この作者の姿勢は凄く好き。気になるところを補足しつつ、そんでもって書きすぎない感じで。「物語の心」を作者直々に解釈するのは野暮ってもんですよねぇ!凄く尊敬。
    ああやっぱり大好きだなあ。

  • コロボックルシリーズ。

  • もう続きは出ないのだと高をくくっていたある日、本屋で新刊を発見(いえ、昭和の話です…)。コロボックル物語を全編読んだ方に、是非オススメしたい。読んだことがない人は、コロボックル物語を全巻読んで欲しい。

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著者プロフィール

1928年、神奈川県生まれ。日本ファンタジー作家の第一人者。コロボックルシリーズ第1巻『だれも知らない小さな国』で毎日出版文化賞・国際アンデルセン国内賞などを受賞。『おばあさんのひこうき』で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。

「2015年 『コロボックルの世界へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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