ポケットの中の赤ちゃん 新装版 〔復刊版

  • 講談社 (1970年1月1日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784061335202

感想・レビュー・書評

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  • 【今週のPICK UPリクエスト】宇野和子『ポケットの中の赤ちゃん』|復刊ドットコム
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    『ポケットの中の赤ちゃん』|感想・レビュー - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/508084

    『ポケットの中の赤ちゃん』(宇野 和子)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000139096

  • 生涯最初に好きになった本。ムーちゃんたまりません。

  • お友だちのように、自分も妹や弟が欲しいなぁと思っているなつこ。ある日、お母さんのエプロンのポケットに、小さな赤ちゃんがいるのを見つけます。やがて親ゆびほどの大きさの女の子になり…。なつこと”ムーちゃん”の不思議な冒険物語。「わたがしねこ」「ビー玉ろうか」「とりこみ屋」etc.ユーモラスなしかけが次々と登場します。大人になっても心に残る作品です。

  • 小学生の時の大好きだったお話。
    これと、「ふんわり王女」と「魔法使いの伝記」は私の中では殿堂入りなのだ。

    小学生の時は青い鳥文庫だったはず。
    絶版になってて手に入れられず、うう、と思っていたのだが、
    再販されていたんだなー。

    もう、ホンっと、大好きだったんだー。
    ポケットの中から赤ちゃんが、女の子がでてくるんだよっ。
    なんて素敵な設定っ。

    何十年ぶりかに読んで思ったのはひらがなの多さ。
    当時読んでたときには全く感じなかったことだから、
    やっぱ、子ども、だったんだろうなあ。
    好きだったのは、やっぱ夜のはなし。
    天井が天井がなくなっちゃうシーンはすごく心に残ってて、
    扉になんないかなーっていつでも思ってたもんなあ。
    あと、なにかがなくなる理由。
    誰かが、盗んでいっちゃってるってゆーことに、私の中ではそれが定番になってた。
    でも、それがとりこみやって名前だってことはすっかり忘れてたなー。
    あと、その姿も。
    ラストもいなくなるってのはなんとなく覚えてたんだけど、
    人形になっちゃって、とゆーのは記憶になかったなー。
    大好きなおはなしだったけど、覚えてるとこと覚えてないとこと
    いろいろあっておもしろかった。

    でもやっぱりムーちゃん、大好き。
    これは、私には大切なお話だな、うん。
    確か小学3、4年?ぐらいだったような気がするんだけど、
    今の子たちが読んでもおもしろいって感じるのかなあ?

  • 何がそこまで好きなのか分からないけど、大好きな一冊。
    小学校3年生ぐらいのときかな…?
    教室に本棚があって、そこにある本は図書室と同じ要領で自由に借りれた。
    何回も何回も借りて読んだ。

    大人になって、ふと思い出した。
    運命かな、復刻版がでると知って、即購入。
    大人になった今でも時々読んでしまう大好きな一冊。

  • タイトルだけずっとずっと覚えていて、最初と最後だけ覚えていて、復刻版が出たと言うので取り寄せてようやっと読んだ本。


    なんか、絵本だったって気がしていたので、え、こんなに内容あったんだ、って、驚いた。しかもこんなに、挿絵も豊富だったとは。

    そうなんだよね、この本読んで、あたし昔、泣いたんだった。で、思いっきり今回も泣くはめに。わかってんだけど覚えていたんだけどエンディング。でもたまらずやっぱり、泣いちゃった。

    なんなんだろうこの本。ネットで調べたらあたしみたいに、がっしり気持ちをつかまれてた人、多かったみたいで復刻版のネタにはケッコウ熱いコメント、並んでました。親近感。



    物語は割に単純。赤ちゃんが欲しいと思っていた女の子、なつ子がおかあさんの、パンパンに膨らんだエプロンのポッケを探ると赤ちゃんが出てきて、カステラをあげるとなんと手のひらサイズの女の子になって。ムーとなのった女の子は、自分を信じない大人に見られると消えてしまうというので、なつ子はムーをかくまいながら夜、二人で冒険に出かける。こうだ、と信じれば実現する夢の世界に。

    夢の世界は割にシュールで、単にお菓子の国があって〜ではなく、死んでしまった物語があったり、部屋からだいじなものをこっそりもっていってしまうためこみ屋がいたりとややダークだったりもする。うーんこのへん、まるで記憶になかったなぁ。

    最後の最後は、少しオトナになって弟(本当の元・あかちゃん)がいて、おねえさんになったなつ子がムーを思い出すシーンで終わる。


    あたしの琴線に響いたの、どのへんだったんだっけ?なんか肝心なことは覚えていないんだけど、確かに昔のあたしがここにいて、今のあたしと同じように最後のエンディングに泣いたよね、と、そこだけ昔のあたしに手が届いた気分になる。

    今はあたしも大人で、ムーちゃんに逃げられる立場になっちゃったんだけど、でもそれでもそう、昔、おかあさんのエプロンに手を突っ込んだ時のことはたまに、思い出してみようと思う。

  • 幼き日の記憶…
    すごくおもしろかったから、また読みたい!

  • 子どもの頃に好きだったお話。トリコミヤにドキドキしたなぁ。

  • 子供のときに大好きだった本。
    図書館で何度も借りて読んで、大人になってから本屋を探したらなくて…
    復刻したときはうれしかったです。

  • 自分の読んだ本で一番古い記憶がこの本。多分小学校の低学年で読んだんです。この本のおかげで読書が好きになりました。あのドキドキワクワクした感じは忘れられない。

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