新イラスト版 コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ (児童文学創作シリーズ)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061335240

作品紹介・あらすじ

日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。
 このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
 円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。

 小山にすむ小人の一族、コロボックルたちは、むかし豆つぶほどの小さないぬを飼っていた。コロボックルよりも、もっとすばしっこくて、りこうな動物だったという。
 ところが、死にたえたといわれていたそのマメイヌが、いつまでも生き残っているらしい。
 マメイヌさがしに、コロボックルたちの大かつやくがはじまった。
「だれも知らない小さな国」の続編。 

※小学5年以上漢字にルビつき

感想・レビュー・書評

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  • 前作の「森の隠れ家」の描写にワクワクを感じて、続編を手に取った。相変わらずスイスイ楽しく読める。
    だが、お気に入りの「森の隠れ家」的な話はほとんどなく、不思議な犬を探すことに終始している。それはそれで興味深いが、なぜ探すのかが曖昧だし、クライマックスの発見時の描写がないので、調子抜け。
    前回からはパワーダウンという感想。

  • とにかく題名が素晴らしすぎると思うのです。豆つぶほどの小さないぬってなんだよ!めちゃくちゃかわいいな!

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著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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