田中角栄研究―全記録 (上) (講談社文庫)

著者 : 立花隆
  • 講談社 (1982年8月発売)
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061341685

田中角栄研究―全記録 (上) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1982年刊行。時の首相にて、今太閤と呼ばれた田中角栄の金脈の構図を膨大な資料から読み解き、自由民主党政権の暗部に切り込んだノンフィクション。著者の用いた事実認定法は、地道だが王道でもあり、個人的には多く参考になった。全2巻中の1巻。ちなみに、小沢一郎氏は田中の秘蔵っ子とも言われる一方、小沢氏も田中に心酔し、ロッキード事件の公判期日は全て傍聴したとも言われている。90年代以降の政治を見る上で小沢氏は不可欠のプレイヤーであり、小沢氏の原型を田中角栄に見ることもできる。本書は小沢氏を知る上で有益かもしれない。

  • [ 内容 ]
    <上>
    きのうまで田中角栄は日本の英雄であった。
    日中国交回復と列島改造を叫んで華やかに登場してきた男が、実はいま金権政治の元凶として裁かれている。
    首相の座が金で買われ、政治が金で動かされていった戦後保守支配体制下最大の構造的腐敗の暗部を、厖大な取材データの分析で実証する著者執念の記録。

    <下>
    ロッキード疑獄とは、田中金脈事件の一環であり、ひいては、日本の保守支配体制の構造的腐敗そのものの表われである。
    5億円収賄の発覚から田中元総理の逮捕にいたるまで、田中批判を戦闘的に持続させていった著者の論稿の数々は、困難な状況を切り拓き、現代ジャーナリズムの質を変革しつつある。

    [ 目次 ]
    <上>


    <下>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 田中金脈とロッキード事件に対して、著者が2年間にわたって発表した記事をまとめ、改めて解説を加えたもの。事件の流れ、全容を把握するには一番かと。上巻は主に、田中金脈について。
    事件については聞いたことはあるが、自分が生まれる前の話で、ほとんど何も知らなかった。これが自分が住んでいる国の一面かと思うと、中々つらいものがあったが、知ることができて良かった。

  • 今は絶版のようです。歴史に残る書物です。

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