- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061361614
感想・レビュー・書評
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あのアルセーヌ・ルパンと怪人二十面相が
エラリー・クイーンと
エルキュール・ポアロと
メグレ警部と明智小五郎の4人の名探偵に知恵の勝負で挑む!
というメチャクチャな設定のミステリー小説。
ここまで突き抜けちゃうと
むしろファンタジーと呼びたくなりますが(笑)
感想を一言で述べるなら「お見事」。
あたしはミステリー好きなので
その4人の探偵が活躍する小説を何本も読んできましたが
それぞれのキャラクターを台無しにすることなく
生き生きと味わい深く描いているなあと感動しました。
もちろん細かいことを言い出せば
ある程度の違和感は生まれるんでしょうけど
この試みをこの完成度で仕上げられる西村京太郎さんはさすがです。
しかも
絶体絶命の場面からの起死回生エンディング。
心の奥底からミステリーがお好きなんだろうなああ。
謎解きや探偵たちへの愛がたっぷりと伝わってくる名作でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
度の相手は、アルセーヌ・ルパンと怪人二十面相。
目次を見ても各探偵の本のタイトルのパロディだったり、細かな演出もあります。
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世界の名探偵…
「明智」「メグレ」「ポワロ」「クイーン」が集う名探偵シリーズ2巻。
怪盗「ルパン」怪人「二十面相」も参加のとんでもない話。
≪評価≫
インパクト─A
本の厚さ─C
登場人物の濃さ─B
共感度─C
読後の成長性─B
話のスケール─B
笑い─C
暖かさ─B -
名探偵が勢ぞろいの、楽しくなっちゃうパロディです。