夢幻地獄四十八景 (講談社文庫 つ 2-4)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061361744

感想・レビュー・書評

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  • 想像以上に面白かった。

  • いろはにひとつずつ題材を得たショートショート集。どれも短いながらも読み応えたっぷり。谷川俊太郎さんによる解説も凝っています。
    お気に入りは「夜の声」。これ、たぶん「風見鶏」の原型ですよねえ。もちろんあの短編よりぐっと短いのだけれど、それでもエッセンスは充分に効いています。
    ホラー好きとしては「沼」「わに」もぞくりとさせられて好きなテイスト。「猿の手」はまさかこんなアレンジをされているだなんて。ミステリ好きとしては「鏡の間」「つまずき」が面白くて印象的でした。
    「狂訓かるた」もちくりと皮肉が効いていて面白いです。「老いても恋したがる」にはラストでくすりとさせられたし。「知己もくどけりゃ邪魔になる」ではほっこりさせられました。

  • これは各編、タイトルが先か中味が先か。「円」や「夢うらない」なんかが好きだ。『狂訓かるた』の方では「灰より不死鳥」のオチで脱力笑い。挿画が真鍋博、巻末解説が谷川俊太郎の贅沢な一冊だ。

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著者プロフィール

(つづき・みちお)1929-2003。東京出身。10 代から時代ものを発表していた読物雑誌の衰退に伴って海外ミステリ翻訳家に転向、『E
QMM(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)』日本版編集長を経て、1961年『やぶにらみの時計』を刊行、推理作家となる。トリッキーな趣向を凝らした作品の一方、ユーモラスなアクション小説、捕物帳を含む本格推理、ハードボイルド、SFミステリなど多彩な作風をもつ。永く無冠でいたが晩年に日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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