幻想博物館 (講談社文庫 な 3-3 とらんぷ譚)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 35
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061361959

感想・レビュー・書評

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  • 虚無への供物 講談社文庫版の次に購入した本。
    何年か前に読了。
    以来重複の憂き目にあっても重宝されてきた文庫本。理由は澁澤龍彦氏の解説が掲載されている事と旅行のバックに携帯されているからである。

  • 中井英夫を知らぬまま手に取り、流砂に足を取られるかのようにのめり込むきっかけになった一冊。

  • 何度読んだかわかりゃしませんが。
    時々無性に読み返したくなる本の一つ。
    どこを取っても不気味で美しくて怖いんですが、
    昔、初めて読んだときは「チッペンデールの寝台」の
    サブタイトル“もしくはロココ風な友情について”で
    軽くお茶噴きましたね(笑)。
    確か一番最初に触れた中井作品は、
    この本の中の一作「牧神の春」だったかと記憶しています。
    『幻想小説名作選』というアンソロジーを
    ふと気が向いて買ったら、そこに採録されていて。
    そのときは、
    後になってこの作家にどっぷりハマることになろうとは
    予想もしませんでしたが。

  • 280
    日常的な人間世界を超え、あるいは離脱して、幻視者たちが存在する。彼らが視るものは反地上的な夢、濃密な幻想である。それを蒐集して構築される幻想博物館の妖美さ。著者が熱愛する短篇形式への供物として捧げた十三の幻想譚は、手作りトランプのように装飾にみち色鮮やかに語られる。(連作「トランプ譚」?)

  • 幻視者たちの棲む世界。
    濃密な幻想の短篇集

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著者プロフィール

1922~93年。『虚無への供物』『悪魔の骨牌』などの小説で独特の幻想世界を繰り広げた。04年には有栖川有栖、恩田陸、菊地秀行、北村薫、嶽本野ばら各氏ら17人によるオマージュ集『凶鳥の黒影』も刊行。その影響はいまだ衰えることはない。

「2015年 『不思議の国のアリス ミステリー館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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