悪夢の骨牌 (講談社文庫 な 3-4)

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  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061362192

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだのではっきり覚えていないが、面白くないわけではないが世間一般の高い評価に納得できるほどでもなかったような記憶がある。

  • 2013/11/2購入
    2014/10/16読了

  • これまた何度読んだかわかりゃしませんが、
    確か最初に購入した中井本だったと思います。
    『幻想博物館』は奇想コレクション+全体のオチ、
    という構成ですが、
    こちらは……ぐねぐねとややこしい、でも、
    ツヴェタン・トドロフ『幻想文学論序説』の骨子を
    思い出しましょう。
    ある事件が幕を開け、
    何が起きた(起きている,起きつつある……)かが提示され、
    その物語世界における常識や約束事が表明されるのだが、
    次のパートでパタッと「んなワケないじゃん」と
    パリノードをかまされ――って思ったら、
    次のパートでまた反転が……の繰り返し。
    それによって読者は目眩ましを食うというか、
    宙ぶらりんの状態に置かれてしまうんですな。
    幻想文学の醍醐味ですよ。
    ラストはしんみりしてますが、
    私はやはり第二章、柚香と秀樹のやりとり,秀樹の作品,
    そして生首パーティ(爆)のエピソードが大好きです。
    あと、間奏曲「薔薇の獄」ですね、ゾクゾクします。

  • キャー中井英夫おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、天才だ!

  • 300
    ゴシック風の豪奢な洋館のサロンで開かれる賀宴の出席者は、十人の客とサロンの女主人、そして令嬢柚香。そこで語られるのは現実と非現実をあざなう奇譚の数々である……。ことばの錬金術師として当代随一の著者が、鮮やかな言語魔術と精緻な構想を駆使して、幻想の宇宙体を作る連作「とらんぷ譚」2集。泉鏡花賞。

  • なんか、濃い、文章だったなぁ・・

    耽美子ちゃんが、はまりそう。

  • 「馬鹿だなあ、お前」
    ずいぶん経ってから直人は、一度だけそういいかけた。
    「なんだって生まれてきちまったんだい」
    もう一人の直人は、頬にうす白い涙の痕を光らせながら、ついに何も答えなかった。

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著者プロフィール

中井英夫(なかい ひでお)
1922~1993年。小説家。また短歌雑誌の編集者として寺山修司、塚本邦雄らを見出した。代表作は日本推理小説の三大奇書の一つとも称される『虚無への供物』、ほかに『とらんぷ譚』『黒衣の短歌史』など。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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