スパイになりたかったスパイ (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061372368

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  • ミケシュは、英国に帰化したハンガリー生まれの社会批評家で、日本に関する著作もある。本書は唯一のフィクションらしく、スパイの世界を茶化したファースとなっている。

    ソ連の人々の飢餓を救う「夢の食品」の製造法を入手すべく英国へ送り込まれた主人公。禁書であるイアン・フレミングのスパイ/ジェイムズ・ボンドに憧れる平凡な学生に過ぎなかった男が、得意の〝すけこまし〟を買われてKGBのにわかスパイになるという発端から以降、まともな人物は登場せず、まとまな展開もない。結局は人民の命よりも己らの名誉、さらにはライバルGRUを出し抜くことを優先させるKGB官僚。随所にアイロニカルな社会批判を挿入しつつ、意外にも本質を突いた高慢で愚劣な世界をユーモアたっぷりに描く。

  • 途中で断念。

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