たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

制作 : Tove Jansson  山室 静 
  • 講談社
3.77
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本棚登録 : 1381
レビュー : 173
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061380622

感想・レビュー・書評

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  • 一体、私はこの本を何年熟成させていたのでしょうσ(^-^;)
    片桐はいりさん『わたしのマトカ』を読了したからこそ、ムーミン谷の白夜や灰色の雨の描写がギュンギュン胸に染み込んできました。
    ムーミンママ、良妻賢母だと思っていました、実際そうなのですが、いやはや逞しく賢く策略家!(笑)存在感ハンパないです。
    ニョロニョロ、飛行おに、トフスランとビフスラン、モラン…悪役はこの世にいませんね、皆それぞれ善と悪を併せ持ち、それが個性になっています。
    曲者キャラが多すぎて、読むのを躊躇していたシリーズですが、はいりさんの作品でフィンランド人の人となりに触れ、ナルホド!と納得の読書でした。
    読了後は、登場人物全てが愛おしい。
    松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ同様、闇夜に紛れた訪問者の恐怖と不安…こういうのって、児童文学に必要不可欠な気がします!
    個人的には、ムーミン屋敷がジャングルになるシーンと、ラストの飛行おにが喜ぶシーンが大好き(*^_^*)
    シリーズ制覇、ヤル気が出ました(^_^)v

  • 何度読んだかわからない(*'▽'*) 元気のない日は読みたくなる♥ ムーミンの家族の暮らし、理想だなぁ!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「理想だなぁ! 」
      不思議なリアリティがあって良いですよね。
      ヤンソンのイラストも味があって素晴しい。
      もし未だでしたら「彫刻家の娘」もお薦...
      「理想だなぁ! 」
      不思議なリアリティがあって良いですよね。
      ヤンソンのイラストも味があって素晴しい。
      もし未だでしたら「彫刻家の娘」もお薦めです(私はが香山彬子訳した古い本しか読んでませんが)
      2013/08/23
    • marihirosueさん
      NYANCOMARUさん

      いつもありがとうございます。
      ムーミン昔の漫画を懐かしく思いながら読みました!

      ヤンソンさんの絵とっ...
      NYANCOMARUさん

      いつもありがとうございます。
      ムーミン昔の漫画を懐かしく思いながら読みました!

      ヤンソンさんの絵とっても可愛いですよね~

      彫刻家の娘、読んでみます。 確か、ヤンソン自身が芸術家の両親から生まれたのではなかったですかね?? かすかな記憶ですが、

      また感想アップします
      2013/08/26
  • 最後のムーミンママの、息子への愛に涙(つД<。

  • どんな自己中心な人もどんな皮肉屋も愛らしくユーモラスなキャラクターにしてしまう。

    そして景色の表現が美しい。景色が生きています。


    ラストはなんとも暖かな素敵な話。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「愛らしくユーモラスなキャラクターに」
      どのキャラクターも抱きしめたくなります。
      私は「パパの思い出」「彗星」「十一月」がbest3
      「愛らしくユーモラスなキャラクターに」
      どのキャラクターも抱きしめたくなります。
      私は「パパの思い出」「彗星」「十一月」がbest3
      2012/05/24
  • 可愛いのんびりしたイメージが強かったけど結構シュール。心に残るような言葉がさらりと書いてあって素敵。スナフキン好き。

  • 2016.9月。
    初のムーミン。
    ファンタジーだけどすごく人間っぽい。

  • 中学生にもなってそんな本を読んでいるの?と、言われたことを記憶している。
    「たのしいムーミン一家」や、同名のアニメーション(平成版)から想起されるイメージとは異なり、北欧特有の重く雲の垂れ籠めた不穏な空気が充ちている。
    雰囲気が重苦しいわけでは決してなく、生きることの不条理さや、自然への畏怖がごく自然に散りばめられている。

    平成アニメが癒しと幸福の物語だとしたら、こちらは優しい哲学書。どちらも大好きです。

  • 遙か昔からの積ん読を消化しました。
    ムーミンて…
    みんなめっちゃえげつないし共感できる登場人物が誰もいないというすごさ。
    飛行おにが一番いいやつだったけど可哀想なだけだし。
    パンケーキとか木いちごのジュースとか、食べ物は美味しそうでした。

  • 久しぶりに読んだ。ゴールデンウィークが終わってしまい、明日から仕事が始まる前に現実逃避……。
    子供の頃から何度も読んでいるけれど、今読んでも面白いし、読むたびに新しい発見がある。

    たくさんの生き物が登場します。かわいいだけでなく、自分勝手な者、臆病な者、偏屈な者、善悪の区別がつかない者など、わりとどうしようもないキャラばかりだけれど、それらが何だかんだでお互いを受け容れあって、思いやりあって暮らしているムーミン谷。このお話のラスト、みんなが自分のためではなく、誰か他の人のために願いごとをする場面にはじんわりさせられます。

    モランのような、人間の闇を象徴的に表現したキャラが登場するのも、トーベ・ヤンソン作品の深みがあるところだと思う。多分これからも、折にふれて何度も読むんだろうな。

  • 中年にしてムーミンデビュー。
    これが私にとって二冊目。

    覚えきれないくらいたくさんのキャラクターが登場する。
    ニョロニョロも。飛行鬼も。
    木苺のジュースが湧いてくる帽子が面白い。
    それから、229ページの、スノークのお嬢さんのイラストはちょっとした衝撃(笑)。

    それにしても、ムーミンって、意外と毒を吐く。
    漂着物の獲物を交換しようと言ってきたスニフに、「お前が死んでからね」なんて答えてる。
    過剰にいい子を演じる童話じゃないところがいい。

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著者プロフィール

1914年ヘルシンキ生まれ。フィンランドが生んだ偉大な作家のひとり。その生涯については『ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン』(小社刊)でくわしく知ることができる。

「2018年 『ムーミン 愛のことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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