たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

制作 : Tove Jansson  山室 静 
  • 講談社
3.77
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本棚登録 : 1415
レビュー : 173
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061380622

感想・レビュー・書評

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  • 一体、私はこの本を何年熟成させていたのでしょうσ(^-^;)
    片桐はいりさん『わたしのマトカ』を読了したからこそ、ムーミン谷の白夜や灰色の雨の描写がギュンギュン胸に染み込んできました。
    ムーミンママ、良妻賢母だと思っていました、実際そうなのですが、いやはや逞しく賢く策略家!(笑)存在感ハンパないです。
    ニョロニョロ、飛行おに、トフスランとビフスラン、モラン…悪役はこの世にいませんね、皆それぞれ善と悪を併せ持ち、それが個性になっています。
    曲者キャラが多すぎて、読むのを躊躇していたシリーズですが、はいりさんの作品でフィンランド人の人となりに触れ、ナルホド!と納得の読書でした。
    読了後は、登場人物全てが愛おしい。
    松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ同様、闇夜に紛れた訪問者の恐怖と不安…こういうのって、児童文学に必要不可欠な気がします!
    個人的には、ムーミン屋敷がジャングルになるシーンと、ラストの飛行おにが喜ぶシーンが大好き(*^_^*)
    シリーズ制覇、ヤル気が出ました(^_^)v

  • 何度読んだかわからない(*'▽'*) 元気のない日は読みたくなる♥ ムーミンの家族の暮らし、理想だなぁ!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「理想だなぁ! 」
      不思議なリアリティがあって良いですよね。
      ヤンソンのイラストも味があって素晴しい。
      もし未だでしたら「彫刻家の娘」もお薦...
      「理想だなぁ! 」
      不思議なリアリティがあって良いですよね。
      ヤンソンのイラストも味があって素晴しい。
      もし未だでしたら「彫刻家の娘」もお薦めです(私はが香山彬子訳した古い本しか読んでませんが)
      2013/08/23
    • marihirosueさん
      NYANCOMARUさん

      いつもありがとうございます。
      ムーミン昔の漫画を懐かしく思いながら読みました!

      ヤンソンさんの絵とっ...
      NYANCOMARUさん

      いつもありがとうございます。
      ムーミン昔の漫画を懐かしく思いながら読みました!

      ヤンソンさんの絵とっても可愛いですよね~

      彫刻家の娘、読んでみます。 確か、ヤンソン自身が芸術家の両親から生まれたのではなかったですかね?? かすかな記憶ですが、

      また感想アップします
      2013/08/26
  • 最後のムーミンママの、息子への愛に涙(つД<。

  • どんな自己中心な人もどんな皮肉屋も愛らしくユーモラスなキャラクターにしてしまう。

    そして景色の表現が美しい。景色が生きています。


    ラストはなんとも暖かな素敵な話。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「愛らしくユーモラスなキャラクターに」
      どのキャラクターも抱きしめたくなります。
      私は「パパの思い出」「彗星」「十一月」がbest3
      「愛らしくユーモラスなキャラクターに」
      どのキャラクターも抱きしめたくなります。
      私は「パパの思い出」「彗星」「十一月」がbest3
      2012/05/24
  • 可愛いのんびりしたイメージが強かったけど結構シュール。心に残るような言葉がさらりと書いてあって素敵。スナフキン好き。

  • 2016.9月。
    初のムーミン。
    ファンタジーだけどすごく人間っぽい。

  • 中学生にもなってそんな本を読んでいるの?と、言われたことを記憶している。
    「たのしいムーミン一家」や、同名のアニメーション(平成版)から想起されるイメージとは異なり、北欧特有の重く雲の垂れ籠めた不穏な空気が充ちている。
    雰囲気が重苦しいわけでは決してなく、生きることの不条理さや、自然への畏怖がごく自然に散りばめられている。

    平成アニメが癒しと幸福の物語だとしたら、こちらは優しい哲学書。どちらも大好きです。

  • 遙か昔からの積ん読を消化しました。
    ムーミンて…
    みんなめっちゃえげつないし共感できる登場人物が誰もいないというすごさ。
    飛行おにが一番いいやつだったけど可哀想なだけだし。
    パンケーキとか木いちごのジュースとか、食べ物は美味しそうでした。

  • 久しぶりに読んだ。ゴールデンウィークが終わってしまい、明日から仕事が始まる前に現実逃避……。
    子供の頃から何度も読んでいるけれど、今読んでも面白いし、読むたびに新しい発見がある。

    たくさんの生き物が登場します。かわいいだけでなく、自分勝手な者、臆病な者、偏屈な者、善悪の区別がつかない者など、わりとどうしようもないキャラばかりだけれど、それらが何だかんだでお互いを受け容れあって、思いやりあって暮らしているムーミン谷。このお話のラスト、みんなが自分のためではなく、誰か他の人のために願いごとをする場面にはじんわりさせられます。

    モランのような、人間の闇を象徴的に表現したキャラが登場するのも、トーベ・ヤンソン作品の深みがあるところだと思う。多分これからも、折にふれて何度も読むんだろうな。

  • 中年にしてムーミンデビュー。
    これが私にとって二冊目。

    覚えきれないくらいたくさんのキャラクターが登場する。
    ニョロニョロも。飛行鬼も。
    木苺のジュースが湧いてくる帽子が面白い。
    それから、229ページの、スノークのお嬢さんのイラストはちょっとした衝撃(笑)。

    それにしても、ムーミンって、意外と毒を吐く。
    漂着物の獲物を交換しようと言ってきたスニフに、「お前が死んでからね」なんて答えてる。
    過剰にいい子を演じる童話じゃないところがいい。

  • 寓話というには教訓に薄く、童話というには救いのない描写もある。それでも魅力を感じるのは、キャラクターたちの力、その人間くささにあるのではないか。スナフキンの、孤高でありながら俗っぽさがあるのも、新鮮な感。

  • 読み始めるとハマる❕

  • 結構ムーミンたちが毒のある発言・行動をしてておもしろかった。
    置き去りにされ忘れ去られるヘムレンさん……

  • 飛行おには幸せになって良かった。ヘムレンさんの様に全部見つけたら脱力する訳でもなかったし。トフスランとビフスランは憎めないなあ。

  • ほのぼの。冒険したり、家の周りでわいわいしたり、不思議なお客様が多数いらっしゃったり。やわらかいストーリー展開だけれど、それがなんだか心地よい。
    みんななんだか人間臭くてかわいい。
    パパが暗い過去の持ち主だったことにびっくり。泣きながら回想録を書くなんて…

  • ムーミンファン必携の一冊。原作なので、フローレンが「スノークのお嬢さん」と呼ばれている。読んでいるとホッとするので、一生手放したくない。

  • 最後の七章がいい!

  • 【最終レビュー】

    読破済・彗星編とはがらり雰囲気も変わり、ソフトな空間の中で、登場人物達の1人1人の姿が徐々に見えてきたなといった所です。

    人間に置き換えても十分に物語として伝わってくるのが、この著書を通じ実感しました。解説での山室さんの内容に頷くのみです。

    簡潔ですが、後は、特に印象に残った内容を抜粋して終わりにします。

    『初めて見た、チョウが、黄色なら、「その夏は、すばらしい夏になる」。初めて見た、チョウが、「白い」なら、「その夏は、穏やかなんです」』

    『この家(ムーミンハウス)には、「平和」というものが「ない」んでね。「古びてくる」と、「糸」というものは、「きれるんですよ」』(ムーミンパパ)

    『「生きるってことは」、「平和なものじゃない」んですよ』(スナフキン)

    『「架空の動物」を「主人公」とし、いかにも、「無邪気に、楽しく、生活を描き出し」ながら、それがそのまま、「人間の姿を映し出している」』(解説より。原作の特色について。山室さん)

  • 彗星と比べて、だいぶんほのぼの寄りになってきた。

    登場人物の、特にムーミンパパ&ママの
    お金や名誉欲的なものに一切関心がないどころか
    そういう発想を知らない感じが良い。

    彗星ではウザいおっさんかと思っていた
    ヘムレンさんが実は可愛かった。

    「何でも願いを叶えてあげる」な展開で、こんなに
    幸せな気分になることがあるとは。
    ジャコウネズミさんの読んでいた本のタイトルが変わるところが好き。

    一家〜夏まつりは古本屋で買ったので旧装丁版。

  • 実はムーミン読んだ事がなかったので、読んでみました。

    挿絵がいい感じ。
    ファンタジックな世界であるが、現実的でシリアスな要素を含んでいるあたりが、ムーミンの不思議な世界を作り上げている感じがする。

    台詞も深い。

  • ムーミンは好きだ

  • いろいろなぼうけんがあって、とてもおもしろいし、なぞときみたいに、いろんなじけんがあって、話もまざるから、とてもおもしろくふしぎな本です。よむのがおもしろくて、いろいろなそのムーミンシリーズをよんでいます。

  • アニメ「楽しいムーミン一家」の初期ストーリーはほぼこの本から。
    トーべ・ヤンソンの挿絵がすばらしい。

  • たしかに哲学的

  • なんか読みづらかった。童話的なのは、日本のがいいなぁ。
    というか、訳された本が好きではないのかもと気づき始めた。

  • ムーミンって、昔アニメで見たような気がするけど…
    こうゆう感じだったかな?

    さし絵が、たまらなくかわいい。
    あんなにかわいい絵が描いてあるのに、結構みんなひどいこと言ったり、悪いことしてる。
    とりかえっこしようなんて、気軽に言えない。。

    でも全体的には穏やかであたたかいから素敵*

    スナフキンの名言目当てで読んでみたんだけど、確かにかっこいい。
    もうちょっと大人なイメージだったけど子供っぽいところもあって、魅力的です。
    「ひみつ!」の口笛、吹かれたい!

    いろんな人がいて(復讐したい気持ちになったり、皮肉言ったり、人のもの盗ったり)いろんな事が起きて、
    でもみんな、受け入れるというか、、(軽く流すというか)
    イヤな気持ち・言葉を引きずることはなく、
    楽しい事をどんどん見つけて過ごしてるところが、とっても良い*

    わたしも広い心を持ちたいし、
    こうやって小さな楽しい事を大切に、全力で楽しみたい!!

    みんなとっても素直。、、そして自分勝手。
    でもその人自身を認めてるから、みんなで楽しく暮らせる。
    こんな風には生きられないからこそ、読みたくなる。
    ちょっと心が軽くなります*

  • さいごの章の飛行鬼のことを思い起こすとジーンとする
    自分のことを思ってくれる人の存在がいちばん
    あったまるな~

  • ムーミンの世界に遊びに行くような気分。子供のころに何度も何度も読み、今でも読んでいる大好きな本。幸せな気分になる。

  • ムーミンを取り巻く仲間とのほのぼのとした日常が心休まります☆

  • 実は齢五十〇歳にして、ムーミンを読むのは初めてです。アニメも見ておりません。とても楽しい本です。神経に堪える刺激に溢れている現代、心を癒されるような美しく楽しいお話をときに読むのは必要です。
     ムーミン一家は自然とともに暮らし季節の実りを楽しみ小さな冒険をしたりして暮らしています。
     自然に親しんで暮らしてきた私達日本人の先祖を思わせるような暮らしとユーモア、豊かな想像力はどぎつい刺激にささくれ立った神経を鎮めてくれます。いい年をして何ですが私もムーミン谷を訪れて、ムーミンたちと暮らしたくなりました。

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著者プロフィール

1914年フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。「ムーミン」シリーズ全9作のほか、伝記的作品に『彫刻家の娘』、短編集に『少女ソフィアの夏』がある。(ともに講談社)。2001年6月没。

「2019年 『リトルミイ ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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