ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)

  • 講談社
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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061380851

感想・レビュー・書評

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  • 児童文学というカテゴライズには収まらない、読み応えのある短編集です。

    「にょろにょろの秘密」のムーミンパパのやさぐれた挿絵は衝撃的でした。
    (なぜか、翻訳者は収録作中これだけを「失敗作」と切って捨てていますが、僕は結構好きです。)

  • この歳で初めてムーミンを読んでみたのですが、ムーミン谷の仲間たちは人間より人間くさいように思えて、なんだか愉快になりました。上辺だけ取り繕って過ごしてる自分が馬鹿馬鹿しくなりました。そして、ムーミンママの作ったパンケーキが、食べたくなりました。

  • 2010.4

  • ムーミンシリーズの中でこれが一番好き。スナフキン&ティーティ・ウーと、フィリフヨンカと、ニンニの話が特に好き。どのお話も読むたびに印象が違います。

  • 旅先には必ず持って行く。
    なんど読み返しても色褪せない。
    また春のしらべが聞こえてくる季節ですね…
    山室さんのリズミカルで美しい日本語もまた、すごく大きいと。

    大切な一冊です。

  • むかしむかし、子どもの頃に買ってもらってた本が出てきました・・
    何回読んでも龍の話好きw

  • 私はムーミンが大好きです。そしてムーミンの仲間も大好きです。愉快な楽しい暮らしや平凡な毎日を過ごしているけどその中でもさまざまなことがある。そかがまたいいところだと思います。ムーミンは自分が小さい時からずっと読んでいる本です。だから、今でもムーミンが大好きです。

  • ムーミン谷の仲間たちの、ひとり一話の読みきりの、物語の集まり。
    旅先ではい虫と出会うスナフキン、りゅうを見つけるムーミントロール、
    ニョロニョロと旅に出るムーミンパパ、そして「プー」と言って泣くスニフがかわいい。

    MVP:ニンニ(挿絵の笑顔がすてきです)

  • ムーミンシリーズのキャラクターそれぞれの短編エピソード集。

    どのキャラクターも、ホントに人間くさい(笑)感情を持っていて、
    ファンタジーはファンタジーなんだけれど、どこか身近な
    手ごたえを感じさせてくれる作品です。

  • ムーミンは哲学。バイブルだなあ

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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