ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061380936

感想・レビュー・書評

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  • 物語のテンポが良くて読みやすい。
    可愛いキャラクター達が意外と口が悪くて面白い。

  • 柔らかいセリフ(「たいせつなのは、自分のしたいことを自分で知っていることだよ」、とかね)と文章の中に、波瀾万丈な冒険が詰め込まれた本作。

    ムーミンが牢屋にぶちこまれたり、自然災害に遭ったりそれを楽しんだり、無二の親友と再会したり。色んなことがある。

    その中で、ムーミン谷の住人たちの優しさと、機転の良さ(それに伴う小気味よさ)は変わらない。

    そして挿絵の可愛らしさが増していく。

  • 初めて読むムーミンの物語。

    心地よい刺激に溢れていて、どこか哲学的なセリフ回しが身に沁みる。

    キャラがとにかく魅力的で挿絵も可愛い。休みの日にゆるりと読みたい作品。

  • ミムラ姉さんと、ちびのミー子登場!
    ミーの歯に衣着せぬ発言が笑える。
    いや、それだけでなく、たくさんの新しい登場人物が現れて、にぎやかな巻だった。

  • ムーミンシリーズの中でかなりお気に入りの一冊。たくさん登場人物が出てきてお芝居したり子供の世話したり逮捕されたり、はちゃめちゃな展開にドタバタしながらも、みんなが楽しんでいて、最後に一つになるのが良い。
    フィンランドの、夏の力強さと喜びに溢れてる

  • みんながバラバラになって最終的に集まるにぎやかなラストが読んでいて楽しめた。
    特にこの話は落ち込んでたりコンプレックスを持ってる人が多く、彼らがムーミン一家の後押しで元気になったり幸せになったりするのが良い。
    相変わらずムーミンママが何事にも動じてない姿が頼もしい。

  • 全体のストーリーが奇想天外で
    ムーミンパパ&ママがシュールで
    小さなミイの小ささがめちゃくちゃ可愛くて
    (特にアンゴラの毛糸にくるまって眠るところ!)
    スナフキンがロックで
    エンマさんがノスタルジックで
    ミーサの喪女っぽさに悶える。


    目に見えないくらい小さかったミイってどんなのだろう。
    ムーミン谷の仲間たちに出てきたフィリフヨンカさんやホムサと
    同じ個体なのか違うのか、固有名詞がほとんど無い
    世界観だから繋がりがよくわからない。

  • スナフキンの、この一言につきます。
    「そうかい。たいせつなのは、じぶんのしたいことを、じぶんで知ってるってことだよ。」

  • ムーミンたちが家に帰る最後のシーンで
    最初はボートに乗って、途中から水の中を草を踏みながら歩いていくムーミンたちを想像するとすごく素敵な光景だった
    そのシーンをアニメーションで見たい!

  • ムーミン読んだのはじめて。
    ますます、ムーミンやスナフキンがなんなのか分からなくなった(笑)

    あのムクムクとした、可愛いフォルムに反して、
    なんだか冒険心豊かなキャラクター達だ。
    そして、セリフが時々、過激だ!

    パンケーキたくさん登場して嬉しい(*´ω`*)

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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